2019.05.28
複業、リモートワークで、自分らしい働き方を実現!コデアルを通じて出会えたフルリモートの仕事
【コデアル 活躍者インタビュー】藤澤 加奈さん
<プロフィール>
京都生まれ、神戸市在住。前向きなUXエンジニア。
Web制作会社、カプコン、任天堂を経て「mae」として独立。
フリーランスのUXエンジニア / フロントエンドエンジニアとして活動。主にリモートワークを中心として複数スタートアップのプロジェクトに参画中。
mae (マエ) という屋号には、「どんな時も前向きに、前のめりで、自ら前面に立ちたい」という思いを込めており、デザインとエンジニアリングを越境できる存在としてプロジェクトを前進させる。
複業の魅力は、知見や経験が増え、新たな縁が生まれること
結婚後は、家事も仕事も機嫌よく両立したいという考えから週5フルタイムで働く、ということは考えていませんでした。「複業」という事を前提に募集されている案件であれば、週1~、フルリモートでもOKという案件が多く、状況に応じてフレキシブルに働き方を設計できるという事が今の私にとってフィットしました。また、複数のプロジェクト、チームに属しているからこそ知見や経験が増えて、新たな縁が生まれることも魅力です。
–実際の複業で得られたことは?
私の担当するWebフロントエンドの領域では、どのJavascriptフレームワークを選んでいるかによって全く作り方が異なります。
またプロジェクトによってチーム編成、開発手法も多種多様です。今トレンドになっている技術や構成を取り入れてみたり、別の開発手法に触れてみることは、1つの会社で長く同じプロジェクトに関わっていたらなかなか積めない経験です。いつも開発中は様々な困難が立ちはだかるのですが、いろんなチームにジョインさせてもらっている分、広い視点で意見やアイデアが出せるようになっている気がします。
—仕事を受ける際、ポイントにしているところは?
スポットであったとしても定められた期間内で自分が能力発揮できる内容かどうかや、単なる作業者としてではなく、チームメンバーの一員としてジョインできるかどうかを大切にしています。独立して3年目ですが、自分の得意なことを生かしてたくさんチャレンジさせていただいています。
コデアルを通じてよかったのはオンラインで直接契約でき報酬も満足できたこと
フリーランスで仕事をしていると、契約書について細かく神経を使わないといけなくて大変です。でも、コデアルの場合、クラウドサインで契約書を確認ができ、ご用意いただいた内容も甲乙対等な関係で、すぐにサインをすることができました。仕事を探す時と契約書を交わす時だけコデアルを通じ、後は業務委託を契約した企業と直接やりとりができるのもよかったです。報酬単価の面も、たとえば仲介のエージェントを通じて契約すると、仲介手数料により単価が下がってしまうケースがありますが、コデアルを通じた業務委託の場合、企業と直接契約のため、単価が下がることなく満足できる報酬を得られました。
コデアルは、フルリモートやスポットの案件が多く探しやすい
コデアルは、フルリモートで週2~3で働ける案件に特化している印象です。フルリモートの案件やスポットの案件が、他のところに比べて多く探しやすい上に、私の場合は、報酬単価も納得できました。複業は、お手伝いのイメージがあるかもしれませんが、プロジェクトベースの案件が多く、受け入れ先の企業側が、フルリモートを推奨しているところが多いのも魅力のひとつだと思います。
–コデアルでは「働くを、もっと自由に」をビジョンに掲げていますが、そうなりつつある?
飛び出す勇気があれば、何とかなるようになってきていると思います。私も、会社員から独立するときは悩みましたが、今は会計処理や営業活動なども便利なサービスがたくさんあって、それが後ろ盾となってくれるので余り知識がなくてもはじめられるという印象です。
–まず、働いてみる30日お試し期間は、複業のあと押しになる?
あと押しになると思いますね。フルタイムでお仕事されている人でも、土日だけでもフルリモートで働ける案件がコデアルにはあるので、本業を続けながら試せることで、新しい道へ挑戦できる機会が増えそうです。
実際にコデアルを通じて業務委託を契約した企業がリモートワークを推奨
実際にコデアルを通じて業務委託を契約した『SQUEEZE』さんの場合、社内でもリモートワークを推奨されていて「モバイルワーク」という呼び名で、社員の方々もオフィスじゃない場所から働くスタイルを積極的に取り入れていらっしゃいます。だから、業務委託のメンバーのリモートワークに対しても、受け入れ体制がしっかりされていて、とてもスムーズに仕事ができました。 業務委託でスポットで入られている方もたくさん活躍されていて、自分の働き方がチームの中でマイノリティでないというのは大きいと思います。
チームに合流するまでの流れもとても丁寧でした。最初にビデオ通話のオリエンテーションで会社の紹介、資料を見せていただき、その後、実際にCTOの方々と大阪でお会いして、プロジェクトの案件に関する物件の視察に同行させてもらいました。フルリモートでもメンバーの一員としてしっかり受け入れてもらっているという安心感を持ちながら働くことができ、感謝しています。リモートで仕事をするときは、わたしたちのような働き手がプロとして責任をもって活動することはもちろんですが、働き手と企業側と双方でリモートワークの特性と各人の事情を理解しあうことで、より成果につながると感じました。
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リモートワークで気をつけていることは、時間に対するコスト意識を大事にすること
どうしても、自分だけで仕事をしていると、気が向かないことが後回しになったり、夜おそくまで作業することになったり、最初は自己管理が大変でした。だから、作業開始前に「今日はこの成果を出そう!」という目標をメモしています。 もし達成できなかったことがあれば、理由を掘り下げて次回のタスクに持ち越します。これを毎日繰り返していると、自分自身の作業見積もりの精度が上がり、現状把握もしっかりできるので、もし進捗が想定より遅れている場合もすぐに検知でき、すばやくチームに報告、相談をすることができています。 作業後にも必ず日報のようなメモをとっていて、稼働間隔があいてしまったときでもメモを振り返れば、自分が何をしていたか、次何をやるべきかが明確なのでとても役立っています。 私にとってフルリモートは試行錯誤で挑戦ですが、失敗や成功の繰り返しがあって、ようやくマイスタイルが確立できている気がします。[写真は藤澤さんの自宅のワークスペース]
–リモートワークをする上で、企業と信頼関係をつくる工夫は?
デジタルなやりとりしかない中で、どうやって自分を知ってもらうのか…もデザインのひとつだと思っています。私が行っている信頼関係をつくるための工夫は5つあります。
①毎日必ずアウトプットで成果を残す。
②作業の進捗をしっかり見える化する。
③レスポンスをできるだけ早くする。
④メッセージの言葉ひとつにも細やかな神経をつかう。
⑤リモートワークながら空気をよんで、フォローのコメントや気づかいのスタンプをつかう。
顔が見えない分、チャットなどで全て言語化しないといけない難しさはありますが、コメントを返す際は出来る限り早くして、コミュニケーションできるよう心がけています。いろいろなツールのおかげで楽しくスピーディに対応ができると感じています。
–スケジュール管理は?
スケジュールは、Googleカレンダーで管理しています。自分で月の稼働枠を決めてそこに割り当てていくイメージです。タスク管理は各社、各プロジェクトで使ってるツールで。2つ以上の案件を対応する際、特に気をつけているのは、1日に複数プロジェクトをかけもちしないことです。理由は、頭の切り替えに時間がかかり作業効率が落ちてしまうから。時間管理は大変ですが、Markdown形式のエディターを使って毎日、メモを書き留めています。
–オンとオフの切り替えは?
会社員で10年以上、勤めてから独立したので、平日10時~18時働いて、土日祝は休むという基本リズムは決めています。2週間前くらいにスケジュールを共有して、用事が入ったときも都度相談して柔軟に対応してもらえています。働く場所や働く時間を自分で決める働き方を望んでいたので実現できて、とてもありがたいです。
リモートワークのメリットはストレスフリーで仕事も家事もごきげんにできる事
仕事が立て込んでくると、家事が思うように出来ないことがストレスになることがありますが、それは、家事も立派な仕事だと思っていて、家事も複業の一部だと考えているからです。ちょっとした隙間に家事ができたり、毎日自炊ができるのはこの働き方のおかげ。私にとってリモートワークという働き方は、家事がたまっていくストレスが少ないので、機嫌よく働けて、家庭円満の秘訣(笑)。旦那さんも、私の機嫌がいいから会社勤めしなくていいと言ってくれています。
リモートワークのデメリットは、仕事で行き詰まったときに雑談などで発散できないこと、あとずっと自宅にいると運動不足になります(笑)。だから、意識的に自宅とは違う場所へ行って仕事をしたり、外の空気を吸ってリフレッシュするなど工夫はしています。[写真は外でのお仕事風景]
–複業、リモートワークを選んで安心?
この働き方を選んだきっかけは、家庭を持ち、住む場所やライフスタイルが変化したことがきっかけです。この先も色んな変化がある中で、会社に出勤する選択肢しかない事によって自分の可能性を狭めたくありませんでした。せっかく頑張って会社へ勤めていても、ある理由で会社へ出勤できなくなることは、誰にでも起こることで、だからと言って、仕事ができなくなるのはもったいないと思ったのです。それなら今のうちに働き方の選択肢を増やしておきたいと。まだ、世の中的にリモートワークが定着した働き方ではありませんが、いつでも会社員にも戻れるし、フリーランスでもやっていけるし、と選択肢をいくつか持っておくことで、不安にならずに挑戦できています。家族や友人がいつも応援してくれているというのもとても大きいですね。