2018.04.04

仕事において引く手あまたになるためにやるべきたった1つのこと

企業から何かお仕事のご依頼を頂くという場合に、どのようにアピールすると良いのか?について今回はまとめてみようと思います。企業の活動である以上、企業が見ている変数は、売上とコストになります。

そして売上を最大化し、コストを最小化するということに企業は取り組んでいます。売上を最大化し、コストを最小化できるようにするために企業にはいろんな課題があります。

例えばの話をしていきたいと思います。

たとえば、売上を最大化したいとなった時に、企業側では以下のようなことを考えています。1顧客あたりに払っていただける金額を底上げできないか?(アップセル)、今お金を払ってくれている顧客に他の商品やサービスも購入してもらえないか?(クロスセル)、今の商品を値上げすることはできないか?値上げするとしたら、どこまで値上げをすると収益が最大化されるか?といったことです。

どんな事業をやっていたとしても、こういった課題はあまり大きな相違はありません。商品やサービスの単価や購買頻度によって、課題解決の仕方は変わりますが、課題自体は普遍的なものです。

なので、こういった課題を解決してきたし、課題解決ができると言えるのであれば、企業側から見たときにあなたに仕事を依頼される可能性は飛躍的に高まります。

またコストを最小化したいという場合に企業側が考えることも同時に考えてみましょう。1顧客を獲得するためにかかっているコストを減らせないか?今10人でやっていることを5人で実行できる業務にできないか?といったことを企業様は考えています。

ただこちらのコスト削減文脈で語るのは結構辛いものがあります。売上の拡大文脈と違い、コスト削減できる金額には上限があるからです。売上の拡大文脈であれば、その売上の拡大金額には上限がありません。

なので、企業が上記のような課題を抱えていることを前提で、あなたがこれまでどのように企業が抱えていそうな課題を解決してきたのか?近い事例を話をすることで、あなたが企業にとって作業を任せる人ではなくて、課題解決できる人として認知してもらえることになります。

こうなると、きっと企業はまずあなたと働いてみたいというオファーを出すでしょう。

ただこの時に問題があります。実際に課題をその人が解決したのか?を見極めるのは、面接やその人と話をしたり、職務経歴や履歴書をみるだけではなかなかわからないということです。

その理由はなんなのでしょうか?

これも実際の例をあげながら説明したいと思います。

もし今ある就職希望ランキングでも上位にあるような大企業で働いているAさんという人がいたとしましょう。このAさんは、仮に2017年度から2018年度の売上規模を1.2倍にしましたと主張したとします。ただいろんなメンバーが関わる中で、この人の果たしていた役割に関して質問していくと、その人だけでその結果は達成されたのでしょうか?

システム部門が効率的に売上の立つ確度の高い顧客に連絡できる仕組みを作ってくれたから、その結果を達成できたのかもしれません。

もしくはそのAさんの前任者が作っていた業務マニュアル、セールストークが非常に洗練されていて、マーケティング部門が前年度に比べて1.2倍のリードを持ってきてくれるようになったからその結果が達成できたのかもしれません。

何が言いたいかというと、仕事はスポーツでいうところのチーム競技に近いものです。1人でその成果をあげることは、受験勉強などの世界とは違い、かなり難しいものがあります。チームでの成果を問われるものである以上、チームの中で実際にその人が課題解決できるのか?をできるだけ確かめておかないと、うまくその人が新しいチームでは結果を出せないということになりかねません。

なので、一緒にチームのメンバーと働く期間があったほうが働く側も企業側にアピールしやすくなりますし、企業側からしてもいざチームで働いた時に課題解決につながるのか?をイメージすることができます。

走るバスケットを表明しているチームに、走れない背の高い人が入ってもあまりワークしない。逆もまた然りで、高さで勝負するバスケットを表明しているチームに背の小さい人間が入ってもあまりワークしないような状態が起きるということに近いです。

その人が事業上の課題を解決できる働きができるのか?活躍できるのは?はあくまでもそのチームの中だけでのことだということです。

これらを踏まえると、もしあなたが引く手あまたで企業から仕事を得たいと思うのであれば、

あなたがこれまでの経験から事業課題を解決できる人であることを説明する。その上で、まず1ヶ月から3ヶ月といった短い期間で働いてみる中で課題解決することを提案する。

この1点に尽きるかと思います。企業の事業課題を解決できることをアピールし、まず一緒に働いてみたい方はぜひコデアルよりご応募してみてください!

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