2017.07.08

コデアルリファクタリング2017夏

こんにちは。コデアルCTOの川原です。しばらく利用者の皆様への新機能提供は行っていませんでした。理由としては現在コデアルは夏のリファクタリング期間としているためです。(コデアルでは年に2回開発を一時停止をして、環境等の見直しをしております。)

この夏の8月15日で、コデアルサービスローンチから2年経過します。開発開始は、2015年の春からだったと思うので、2年間同じベースのコードを煮詰めていったことになります。その間、Rails のバージョンは4から5へ、angularのバージョンは1.4から4.2へ。フロントエンドのビルドは grunt/gulp から webpackへ。バージョンの進化、トレンドの進化があったかと思います。

サービス自体の変化も大きいです。以外に思われるかもしれませんが「コデアル」というサービスのローンチ時には「副業」を表す概念はありませんでした。求職者・採用担当者、そしてサービスを提供する私どもがやりたいと思ったことを模索している中で、サービスの作りも随分変わっています。

そのような背景の中で、時に立ち止まって自分たちの製品のコードに注力するということで、スクラム開発の体制を一時的に崩してリファクタリング期間を取っています。

以下、やったことです:

Rails4.2 から Rails5.1 へ

コデアルでは、Rails4.2を使っていましたが、この度Rails5.1へのバージョンアップを行いました。安定してセキュリティパッチを受けたり、最新の機能を享受するには最新のバージョン系を使うのは大事なことですね。

幸い私達のサービスは、大きく線路から外れておらず、変な gem を使っているわけでもないためバージョンアップ作業自体はスンナリと済みました。

注意点:

さらば Sprockets ようこそ WebPack

 

さらば bower ようこそ yarn

複雑さを増す応募ステータスへの処方箋 (AASM)

残るレガシーと将来

angular1 との決別について

複雑さを増すAPI

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