2016.07.15
第1回コデアル合宿を開催しました
合宿ことはじめ
こんにちは、コデアルCTOの川原であります。皆さん、楽しく仕事してますか?
コデアルでは、リモートワーク・副業案件を紹介する一方、自らもリモートワークを実践してみたり、CTO自ら副業にチャレンジしています。「お客様に提供する前に、まずは自分たちを実験台にいろいろやってみる」ということを大事にしております。
普段はリモートワークを多く取り入れていますが、時には全員が同じ時間を共有し、新しいことにチャレンジする時間を取る機会を作りたいという思いがあり、合宿を企画することになりました。7月9日〜10日の土日を使い、場所は、開発合宿で有名な静岡県は伊東の山喜旅館です。
初日はあいにくの雨。川原は少し早く入って、散歩をする予定でしたが、雨脚が強く諦めてしまいました。
初めての合宿で、号令をかけたのは良いが、ちゃんとみんな来てくれるだろうか、、
と思いつつ、全員が無事予定通りの時間に来てくれました!
参加メンバーは以下です。説明は川原から見た解説です。
開会宣言
CEO愛宕より、開会宣言。現状の経営状態、コデアルのビジョン・価値観の再確認、製品についてを話しました。
食後の運動
近所で昼食を食べ、再開。
参加者は朝早く出たということで、食後の眠気が。。という想定していた声にお応えして、少し運動してもらうことにしました。
3人ごとのチームにわかれて、紙飛行機ワークショップの開始です!
ワークショップは、クラスメソッドの『紙ヒコーキワークショップをやりました』を参考にしております。
普段は、デザイナー、経営者、営業、そして開発と普段は別々のタイプの仕事をこなしていますが、今回はこのワークショップで、1つのシンプルな仕事をしてもらいます。
私(川原)が経験者ということで、ファシリテーターをやりました。
チーム分けは、以下のRubyワンライナーで行いました!
ruby -e "p ['atago', 'yonese', 'giwa', 'tatara', 'oba', 'umeki'].shuffle.each_slice(3).to_a"
Team1: 米瀬チーム (米瀬, 多田羅, 梅木)
COO・マーケティング・デザイナー
Team2: 愛宕チーム (愛宕, 高際, 大庭)
偶然にもコデアル設立前からの付き合いがあるらしい元祖コデアルチーム。ruby の shuffle に何か仕込んでるんじゃないかと突っ込まれましたが、ワンライナーの運命には逆らえません。続行です!
CEO・エンジニア・デザイナー
噂によると、経営者 + エンジニアのチームのほうが良い結果があるとのことで、いきなり愛宕チーム有利ですが、大丈夫でしょうか。
また、会場があまり広くないので、テストゾーンまで距離が近いのがどう出るでしょうか。
結果:
左がTeam1, 右がTeam2 です。左上の数字が予想、右下が実際に出した数字です。
予想通りというか、長い付き合いのある愛宕チームのメンバーのほうが多く飛ばせました。一方で、全体的にコデアルの人はかなり高い見積もりをして、達成できないという、そんな傾向も理解できました。
このトレーニングを通して「固定概念で自らルールを作って、凝り固まって居た」というコメントもいただき、よい頭の運動になったと思います。
みなさんもぜひチャレンジしてみてください。
開発からの現状周り
私から、開発周りの現場についても共有しました。1年間のサービスの状態や、未来について、様々な側面で切り出しました。
- 開発から見たスペシャリスト達
- メンバーのスキルマップを作る
- 1年間のバーンダウンチャート
- 1年間コミット状況とできごと
- 開発体制の変わったこと・変わってないこと
- 障害
- 少し未来のこと
- 結構未来のこと
質疑応答では、QA/テストと、開発スピードのトレードオフは難しい。という話や、外部連携しているツールについて、今後も使ってく? ぶっちゃけいる?仮に自分たちで作るとしたら何が大事?
などなど、普段は話さない/話せないような会話が飛び交いました。
オープンディスカッション
「コデアルはこれから何をやっていくべきなのか?」
という、大変広いテーマで1人1人思うことを上げて話を広げることにしました。
会社のビジョンやミッション、リモートワークの推進、働き方、学習、自由、グローバルといった課題が出る中で、異端に光った話が「くだらない系が好き」という梅木デザイナーの一言でした。
「確かに、役職持ち3役そろって、真面目すぎるんじゃないか」とか、そんな発端です。
- 最近のエイプリルフールはちょっと過剰で、そういうのはいいわ
- サービスの作り手の『余裕』を伝えたい
- 阿部寛のホームページが時々話題になるインターネットが好きだ
などなど、様々な意見が出ましたが、最終的には自分たちのユーモアポリシーとして
「 プロダクトへの愛、自信、そして作り手の余裕を感じるちょっとした仕掛け」
という、自分たちにとってのユーモア表現のポリシーが出来上がりました。どんな形でお出しできるかは全てはお伝え出来ませんが、まずは404ページをちょっとだけ面白くしてみました。ほかにも、あんなコト、こんなコトなど実施します。お楽しみに。
夕食
夕食です。山喜旅館の研修パック、なんと夕食・朝食つきです!おいしゅうございました。
食後の運動 & 温泉タイム
何故か、腹筋運動大会が始まる男部屋であった。健康って大事ですね。
ハッカソン
会議室は、夜通しで利用できるようにしたので、夜通しの開発や作業が可能です。
途中でプレゼンを始める人が現れたり (内容はヒミツ)、もくもくと作業したり、普段の仕事を雑談しながらふりかえってみたりと各々の時間を過ごしました。
合宿ふりかえり
翌日、最後に合宿の成果をふりかえります。実際に動くものを見せ合ったり、ユーモアポリシーの発表があったりと、とても濃厚な合宿であったのが伺えました。
ここから日常へどうつなげていくか、まとめます。
おわりに
コデアルにCTOとして就任して、最初にやった会社の大型企画が終了しました。
参加してくれた仲間から、「すごいよいファシリテーションだった!」とやたら褒められたのが、自分の中で嬉しかったことの一つです。
まだまだ、ソニックガーデンやAutomatticがやっているような合宿には届きもしない内容だとは思いますが、いつか「リモートワークが凄いコデアル。でも、そんなことより偶に開催する全社合宿も凄い」という風に社外からも噂されるようになるまで、継続してこのような試みを企画していきたいと思います。
冬にはキッチンを借りてお料理ミニ合宿を計画しております!コデアルにご興味があれば、ぜひこちらのホームページをご確認ください。
最後に、素敵な合宿場を提供してくださった、山喜旅館さんありがとうございました!
流石の「開発合宿」の文字を掲げる旅館で、全く不便のないインターネット利用可、ホワイトボード2枚あり、プロジェクター貸出あり、温泉あり、食事うまい、海に近い、周りはコンビニ、レストランが揃っており、不便なし、東京から1時間30分。という、素晴らしい場所でした。