2025.09.03

独立後も挑戦を続ける実績豊富なエンジニア ― 藤永智士さんインタビュー

独立後も挑戦を続ける実績豊富なエンジニア ― 藤永智士さんインタビュー
藤永智士さん
新卒で大手SIerに入社し、製造業を中心にシステム開発やプロジェクトマネジメントを経験。
独立後はフリーランスエンジニアとして活動しつつ、複数のスタートアップにも関わり、幅広い領域で活躍中。

本インタビューでは、エンジニアとしての藤永さんの経歴から、エンジニアとしてのキャリアアップの遍歴を参考にしつつ、テックダイレクトを利用した案件獲得の成功体験を語っていただきます。

【SIerでの経験が今に生きる】

阿部:本日はインタビューをお受けいただき、ありがとうございます。まずは自己紹介も兼ねて、これまでの藤永さんのエンジニアとしてのご経歴について教えていただけますか?
藤永さん:新卒で大手SIerに入社し、製造業の案件を中心にシステム開発やマネジメントを担当しました。当時は現場に常駐することが多く、実装から上流工程まで幅広く経験できたのは大きな財産ですね。その後、10年以上働いたところで独立し、フリーランスとして複数のプロジェクトに参画するようになりました。

【独立を選んだ理由】

阿部:安定したキャリアから独立へと舵を切った背景はいかがですか?
藤永さん:一番は「より柔軟に働きたい」という思いです。より自分に合った案件を受けることができますし、ワークライフバランスも大切にできます。特にいまは愛犬と過ごす時間を確保できていることが何よりの幸せです。

【プロジェクトの選び方】

阿部:確かにワークライフのバランスを自分で決められるのは独立の大きな魅力ですね。
案件を受注する際は他にどのような条件を大切にされていますか?
藤永さん:報酬や条件ももちろん見ますが、「自分のキャリアを活かしてクライアントに貢献できるか」「自分をどこまで必要としてくれるか」を重視しています。案件に対して自分がやりがいを持てるかという基準で仕事を選ぶことができるのも、独立してよかった点です。

【テックダイレクトを活用して広がる出会い】

阿部:独立をされてからテックダイレクトをご利用し始めたとのことですが、サービスを利用する中で印象的だったことはありますか?
藤永さん:他のエージェントサービスにも登録していますが、テックダイレクトは特に具体的な案件には特化せず、スキルを見ていただいたうえで「一度お話ししませんか?」という間口の広い打診が多い印象です。フルで動けるわけではない私にとっては、そういったアプローチがありがたいです。実際に3〜4社とお会いし、その後につながる関係性が築けています。

【スカウトメールに求めるもの】

阿部:スカウトメールについてはどうでしょうか?様々な経験を通し、幅広いスキルをお持ちの藤永さんの場合、多くのスカウトメールが届いていると思いますが、どのような基準で面談をお受けするのでしょうか?
藤永さん:「なぜ自分に声をかけてくれたのか」が分かる文面の方が響きますね。自分の今までのキャリアに興味を持ってくれていると感じられれば、まず面談をしてみようと思えます。逆に一斉送信メールのような誰にでも当てはまるような文面だと、なかなか面談をしようというモチベーションに繋がらないことが多いですね。

【今後のエンジニア市場について】

阿部:経験豊富な藤永さんから見て、今後のエンジニア市場はどのように変化していくと思いますか?
藤永さん:DX推進で需要は伸び続けると思います。ただ「全部を自前で開発」するのではなく、既存の仕組みを活用しながら効率化していくのが効率的だと思います。その中でプラットフォームを構築できる企業は伸びるでしょうし、そこに人材が必要とされ続けると考えています。
AIの普及で単純作業は減り、設計力や基礎理解といった“上流の力”が求められる。エンジニアの二極化はますます進むのではないでしょうか。
そういう意味では、”即戦力”と呼ばれるエンジニア人材の需要は引き続き高い水準になると思います。

【テックダイレクトへの期待】

阿部:まさに多くの場面で”即戦力”として活躍できる藤永さんにとって、即戦力を求めているテックダイレクト利用企業様とのマッチ度合いは高そうですね。
藤永さん:仰る通り、テックダイレクトを通して良き出会いの機会をいただいていると思います。チャット形式で企業様と気軽にやりとりもできますし、仮に案件自体がマッチしなくても、継続して関係性を構築することができるので、別の機会に他の案件のご依頼をいただくこともあります。
機会損失のリスクヘッジができるところもテックダイレクトのいいところですね。あとはコンタクトをとった企業一覧などを管理できるページなどがあると嬉しいかなと思います。
阿部:藤永さんのご意見も参考にしながら、サービスの更なる品質向上に努めていきたいと思います。本日はお時間をいただき、ありがとうございました。

おわりに
藤永さんのキャリアからは、独立を経て「自分らしい働き方」を実現していく姿が見えてきました。テックダイレクトを活用しながら新しい出会いを広げる姿勢は、これからのエンジニアにとって大きなヒントになるはずです。
藤永さん、貴重なお話をありがとうございました。

関連した記事