2025.05.19

エンジニアの採用市場と今後の採用トレンドについて

エンジニアの採用市場と今後の採用トレンドについて

企業のDX化推進やIT活用が一般化したことにより、IT企業のみならず、多くの業種でエンジニア採用の需要が上昇しています。ここではエンジニアの採用市場の状況と今後の採用トレンドに言及し、より効果的な採用手法について述べていきます。

エンジニアの採用市場について

経済産業省「IT人材需給に関する調査」(参考文献:https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf)によると、2030年にはIT人材が約48万人不足すると予想されています。
特にAIを取り入れたサービスは今後も増加していく見込みであり、AIシステムの開発やAIを利用したサービスのシステム構築に知見のあるエンジニアの需要は上昇の一途を辿りそうです。
今後エンジニアを採用したい企業は、「自社に必要なIT人材はどのようなスキルを持っている必要があるのか」「その必要人材は今後不足するのかどうか」を見極める必要があり、もし必要人材が不足する見通しであれば、競争が激化するエンジニアの採用市場において、効果的な採用手法を検討する必要があります。

今後の採用トレンドについて

今後不足するエンジニアを確保するための採用トレンドとして、以下の2つのパターンが考えられます。

① 副業従事者の採用

総務省の就業構造基本調査(参考URL:https://www.stat.go.jp/data/shugyou/2022/pdf/kall.pdf)によると、2017年から2022年の間で非農林業従事者の副業がある者の数は約60万人増加しています。この背景としては企業の副業解禁や働き方の多様化、終身雇用制度の崩壊などがあり、不足するIT人材を確保するためには、このような副業従事者を戦力として採用することが有効です。

② フリーランスの採用

日本労働組合総連合会が発表したフリーランスとして働く人の意識・実態調査2024(参考URL:https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20240805.pdf?21)によると、フリーランスとして働き始めてからの期間が5年以上の割合が67.5%と高い割合になっていることが明らかになりました。
副業従事者と同様に、不足するIT人材を確保するためには、年々増加するフリーランスを採用することが有効です。

副業従事者やフリーランスを採用するための効果的な採用手法

副業従事者やフリーランスが業務を獲得するためには、業務を委託したい企業とマッチングをすることが必須となります。
直接企業に自分を売り込んでいくことも可能ですが、多くの副業従事者やフリーランスは「ワーカーと企業のマッチングサービス」に登録を行い、サービス内に掲載されている求人広告へ応募したり、履歴書や職務経歴書をアップロードして企業からのスカウトを受け、仕事を獲得していきます。

今後獲得競争が激化するエンジニア業界においては、ワーカーとのマッチングを可能にするサービスの利用が企業にとって最も効果的な採用手法となるでしょう。

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