2025.05.15

求職者の「企業選びのポイント」から見る採用戦略

求職者の「企業選びのポイント」から見る採用戦略

採用活動を行う際、採用担当者は求職者が「どのようなポイントを重視して求職活動を行っているか」を把握する必要があります。
特に売り手市場の業界においては、求職者のニーズに応じた自社アピールを行うことで、採用の確率を大幅に上げることが可能です。
今回は求職者の企業選びのポイントをランキング形式で参照し、現在の市場にマッチしたアピール例を挙げていきます。

「企業を企業を選ぶときに注目するポイント」ランキング

1位 福利厚生が充実している 40.9%
2位 給与や賞与が高い 37.0%
3位 社員の人間関係が良い 34.8%
4位 自分が成長できる環境がある 30.0%
5位 希望する勤務地で働ける 29.9%
6位 企業経営が安定している 23.6%
(マイナビ 2025年卒 学生就職モニター調査 6月の活動状況より)

上記のランキングで着目すべきは、「給与や賞与が高い」よりも「福利厚生が充実している」が重要視されている点です。また、給与や福利厚生にも準ずる形で人間関係や成長環境、勤務地などを重視している求職者が多いこともポイントになります。
これを踏まえて、採用担当者は以下のポイントを抑えた企業アピールを行いましょう。

福利厚生の内容を明確に提示する

採用活動の上手くいっていない求人票や求人掲載に見受けられるのが、福利厚生が不明確であったり、強調がなされていないケースです。
ランキングでも読み取れるように、昨今の求職者はインターネットやSNSなどから多くの情報を得ることができるようになり、額面の給与だけではなく、福利厚生を加味した総合的な待遇を重視するようになってきています。

・家賃を会社に負担してもらい、固定費を減らしたい
・年間休日が多くワークライフバランスを大事にできる職場を選びたい
・家庭のことを考えて、フレックスで働ける職場を探したい

上記のような求職者を見据え、「どのような求職者をターゲットにするのか」「そのためにはどのような求人票を作成すればよいのか」
仮に条件面で競合他社に劣っていたとしても、求職者のニーズを理解し、そのターゲットに寄り添う求人が作成できれば、採用の確率を上げることができます。

成長環境や勤務地を具体的に記載する

福利厚生と同様に、成長環境や勤務地が曖昧に記載されている求人票や求人掲載もよく見かけます。ランキングを鑑みても求職者は「自分がどのように成長できるのか」「どのような場所で働くのか」を、採用担当者が思っている以上に重視して求職活動を行っています。

・〇年実務を行うことで〇〇の資格が取得可能
・〇年の勤続ののち社内試験を経て昇進可能
・〇〇駅から徒歩〇分の職場
・転勤なし

上記のように求職者が実際に就職した際に、どのような成長環境があり、どのような立地で業務を行うのかを明確に想像してもらうことが、高い採用率に繋がるのです。

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