2025.04.23
求人票を見直そう!ジョブ型採用を意識した求人で他社と差をつけるコツ

採用活動において、求人票の作成は最も重要なフェーズの一つです。
求人票をいかに詳しく、魅力的に作成できるかによって、応募率が大きく変わります。
しかし、その求人票の内容が抽象的になってしまったり、理想的な人材を追い求めるあまり、採用条件を詰め込みすぎた「スーパーマン人材求人」になってはいないでしょうか。
ここでは、求職者が応募のしやすい「ジョブ型求人」について説明していきます。
ジョブ型求人とは
ジョブ型採用とは、その人に期待することや任せる仕事を明確にして採用するスタイルです。このような採用スタイルはアメリカでは主流ですが、日本ではあまり浸透していませんでした。新卒一括採用文化や終身雇用の仕組みが幅を利かせてきたからです。
しかし、その仕組みも日本企業が世界の経済市場において、その地位を失いつつある中で、完全に崩れつつあります。経済市場において、事業拡大ができていない企業が、終身雇用前提かつ年功序列型の給与体系を維持することが不可能だからです。特に栄枯盛衰の激しい、IT業界の企業群では、その傾向が顕著に見られます。
では、このような時代の流れの変化に合わせた形で、理想の人材に出会い、採用活動を行うためにはどのような求人票を掲載する必要があるのでしょうか?その答えは、ジョブ型採用を意識した求人情報を作成することです。
ジョブ型採用を意識した求人とは、どのように作成すればよいのでしょうか?具体的なジョブ型採用を意識した求人とそうでない求人を、実際の求人例をもとにご紹介します。
エンジニア採用におけるNG求人とジョブ型採用の求人
・サーバサイド開発業務経験5年以上
・フロントエンド開発業務経験5年以上
・自社サービスの開発業務経験3年以上
上記は抽象的且つ「スーパーマン求人」となっている例です。
この求人で表現されている3つの要素は全て必須要件なのでしょうか。
またどれか一つでも良い要件なのでしょうか?それすらもわからない求人情報になっています。求職者はこのような求人に応募したいと考えるでしょうか?
サービスのフェーズが0から1の立ち上げフェーズなのか?それとも1から10,10から100により伸ばしていきたいフェーズなのか?によって、求められる開発経験は大きく異なります。サービスが拡大していく中で、より可読性の高いコードを書くことが求められる傾向にあります。その点も表現されており、フルスタックで何でもできる人募集というのではなく、サーバサイド開発側でのスキルを特に求めていることもわかる求人を作成しましょう。
・0から1の新規Webサービス立ち上げにおけるRuby on Railsでのサーバサイド開発業務経験がある方
上記のような求人情報であれば、求職者にもイメージがつきやすく、応募につながりやすいだけではなく、スキル面でのミスマッチも防げるはずです。
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