2025.04.16

即戦力を採用するメリット~マネジメントコストを考えよう~

即戦力を採用するメリット~マネジメントコストを考えよう~

企業が採用活動を行う際、その採用ターゲットは大きく分けて2つの層に分かれています。すなわち、新卒採用や未経験者採用などの新戦力層と、中途採用や経験者採用などの即戦力層です。前者は比較的安価なコストで採用を行えるというメリットがありますが、今回はマネジメントコストの側面から即戦力採用のメリットを解説していきます。

新戦力採用のマネジメントコスト

新卒や未経験者などの新戦力採用を行ったとき、2つのコストが発生します。

①新戦力が自走できるようになるまでのリードコスト
②新戦力が成長するまでにかかるマネジメントコスト

ここで採用担当者が軽視しがちなのが②のマネジメントコストです。新戦力が自立して会社の戦力となるためには、一定期間社内の既戦力人材がサポートを行い、成長までのフォローアップをする必要があります。

例えば、月収30万円の新戦力人材を月収50万円の既戦力人材が30%のリソースを使い、2ヶ月間サポートを行った場合 (新戦力月収30×2)+(既戦力月収50×0.3×2)=90万円のマネジメントコストが発生することになります。

新戦力を育てるリスク

新戦力を育てる場合、そのマネジメントコストだけではなく、以下のようなリスクも伴います。
①新戦力人材の途中離脱
②既戦力人材のモチベーションの低下

新戦力が期待通りに成長し、会社の利益となれば理想的ですが、すべての新戦力が継続的に成長して自立するわけではありません。戦力となる前の退社や職務に適合しないなどのリスクがあります。また、既戦力の負担が増えることによりモチベーションが低下し、パフォーマンスが落ちるリスクなどもあります。新戦力はポテンシャルを秘めている半面、多くのリスクを抱えているのです。

即戦力人材のメリット

即戦力人材は採用コストが比較的高くなる半面、採用後のマネジメントコストの低さにメリットがあります。履歴書や職務経歴書、面接から適性をしっかり判断して採用を行うことで、新戦力のマネジメントコストを削減することができます。新戦力人材のメリットを最大限に活かすためにも、採用前のコミュニケーションを十分にとり、採用候補者のスキルや人柄を見極めましょう。

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