2017.04.11

社員も月に数回リモートワーク!株式会社ココナラCTO恵比澤様インタビュー

株式会社ココナラで運営しているサービスについて教えてください。

ココナラCtoCでユーザー様それぞれが持っている知識やスキル、経験などをやり取りして頂けるサービスです。「サービスEC」という紹介の仕方をすることもあります。

これはどういうことかというと、イラスト制作やデザインの依頼、といった具体的な商品のやり取りもあるのですが、例えばビジネスの事業計画の相談ですとか、恋愛相談、子育て相談など、私達自身はサービス上でやり取りされるもの全てを相談事として捉えていて、ありとあらゆる相談事が解決できるサービスを目指しているからです。2017年4月現在でユーザー数は35万人を超えています。

ココナラではどのような技術を使われていますか?

PC版とモバイル版、それぞれのWebブラウザサービスと、ネイティブアプリとしてAndroidとiOS版を出しています。インフラではメインにAWS、一部でGCPとHerokuを使用しています。アプリケーション部分に関しては、フロント側はCakePHP、内部用のAPIとしてRuby on Railsを使用しています。現在はこのような構成になっていますが、最終的には全てRailsに置き換える想定です。

タスク管理ツールとしてJIRA、情報共有ツールとしてConfluence、ソースコード管理にはGitHubを使い、コミュニケーションツールとしてはSlackを利用しています。

コデアルで採用した方の仕事内容と報酬について教えてください。

現在、開発チームは19名で回しています。AndroidとiOSのネイティブアプリ担当が4名、インフラ担当が1名、残りのメンバーは全てWebアプリという構成です。そのうち2名の方がコデアル経由で参画していただいています。

Sさんにはインフラをお願いしてします。週2日、不定期ですが、だいたい出社していただくのとリモートとは半々ですね。出社日は月曜日が多いですが、必ず月曜日というわけではなくて不定期です。
Mさんには新規開発の方に参画していただいており、Ruby on Railsでの開発をご担当いただいています。週に3日かそれ以上の割合で出社していただいて、他のメンバーと共にMTGや開発をお願いしています。

コデアル経由で採用した方への仕事の依頼の仕方について教えてください。

Sさんに関しては、任やすいところを選んで任せている、ということもありますが、非常に優秀な方なのでほぼ丸ごとお任せして定期的に進捗の確認と相談をしている、という形式です。Mさんはほぼ出社していただいているため、通常のメンバーと共に定例MTGに参加していただいて開発をお願いしています。

御社におけるリモートワークでの問題点や、その解決策があれば教えてください。

ココナラでは社員でも月に数回リモートでの作業を認めています。実際にリモートを許可してきた実感としては、プロジェクトやタスクによって、リモートに向いているものとそうでないものがありますね。

例えば新規開発のようなものはリモートは向いていないと思います。細かく情報を緊密にやり取りしながら開発を進める必要がありますから。逆に、追加開発や変更などで、ある程度決まった仕様に対して、まとまった作業を一人の人間に任せるようなものについてはリモートで良いと思います。

また、実際にリモートワークを行う場合ですが、お互い顔が見えないところで仕事をする形になるので、信頼感を維持するためにSlackで朝と夜に作業の開始と終わりを報告するようにしています。

コデアル採用者の良かった点や、今後のコデアルに望むことがあれば教えてください。

現在ご協力いただいている方のような、技術力の高い良い人が多い印象です。また、望む点としては、そうした人がもっとたくさんの時間コミットしてくれるようになったら嬉しいですね。また、幾つかの要件を書いておくと、それに対してマッチした人材をレコメンドしてくれるような機能や、こうした人材を採用したらこういったことができるようになると気づくきっかけになるようなものが欲しいです。今後のさらなるコデアルのサービスの成長を期待しています!

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