2025.08.05
食品業界の未来を創るスタートアップがテックダイレクトでエンジニア採用に成功した理由

TechDirect導入の背景と選定理由
新規サービス立ち上げに伴う人材増員が急務であったため、採用チャネルを検討していました。エージェント型サービスは継続的な費用が発生するため避け、費用体系が定額のサービスに絞って検討を進めました。
その中で、TechDirectを選定した主な理由は2点です。
- 料金面: サブスクで費用が固定という料金形態が魅力的だった。
- データベースの質: 求めるスキルセット(PHPとVue)で絞り込んだ際に、最も多くの候補者がヒットし、期待できる人材が豊富にいると感じた。
TechDirectの人材の特徴
採用までの期間:3週間
PHPとVueのスキルを持つ人材は、想定よりも年齢層が高く、40代の候補者が多かったです。
40代の候補者が多いことについて、ネガティブな印象はなく、むしろ経験豊富な人材が多いことを「ややプラス」と捉えていました。
年齢が高いことによる一般的な懸念として挙げられる「融通が利かない」「スキルが古い」といった点は見られず、実際に採用した方は柔軟で「素直なタイプ」な方が多かったです。年齢に関する懸念は、スキル面やコミュニケーション面で問題なかったと評価しています。
また、応募からの採用は1名、スカウトからの採用は1名で、全体的にはスカウトからの方がフィット感が高かったと感じています。
採用後の稼働状況とTechDirect導入による変化
参画いただいたことで非常に助かっています。人物像については、「正直で、裏表なく安心してコミュニケーションが取れる」方で非常に好印象です。
テックダイレクトの導入と、ワーカーさんの参画により、開発スピードが向上したことを実感しています。通常最初の1ヶ月はインプット期間が長いものですが、確実に即戦力となっており、期待していた通りの成果が出ていると思います。
採用活動の負担軽減
今回の採用活動は、「大変だった」という印象がなく、費用対効果が高かったと感じています。
採用基準が明確になったことや、スキル面のミスマッチがほとんどなかったことから、面接の回数が10~20回程度で採用が決まり、時間的・精神的な負担が軽減されました。
採用難易度が高いポジションで採用成功した理由
少数精鋭でチームメンバーを揃えたいという意向があり、単価を4,000円~8,000円というレンジに引き上げて募集をしました。その上で厳しく絞り込み条件を設定して、マッチする人材を見つけました。
面談時には、候補者との信頼関係構築を重視しており、最初に自身の自己紹介(経歴や会社説明)を3~5分程度行うというアプローチを採っています。これは、「相手のパーソナルな情報を聞く前に、まず自身のパーソナルな情報を伝える」という考えに基づいています。これにより、候補者が安心して自身のことを話しやすい環境を整えられるのではないかと思っています。
また、エンジニアとしての経験を活かし、職務経歴書をなぞるだけでなく、「どのように考え、実装したか」といった深掘りした質問をすることで、候補者の思考プロセスや経験の深さを見極めるようにしています。AIで面接質問リストを作成したものの、最終的には個別のプロジェクトに関するリアルな質問を重視しました。
スマショク様の今後の展望について
今後の事業展望については、「1億人の食の安全を守る」をミッションに掲げ、5年後の上場を目指しています。
既存の食品品質管理サービスを着実に伸ばしつつ、新たな事業として、原材料メーカーと食品メーカーのマッチングプラットフォームの構築を計画しています。
原材料の見直しをする際はここを見ればよい、何か問題があったらどこにあったかトレーサビリティを取るなど、食品の情報のインフラを作っていきたいと考えています。