2016.03.16

株式会社wizpra CTO田邊様インタビュー

1. wizpra NPSについて教えて下さい。

NPSというのは、ネットプロモータースコアの略で、顧客のロイヤルティを測る指標です。海外では活用している企業も多く、NPSが高い企業は業績が上がっていることから、とても注目が集まっています。wizpra NPSは、NPSを調査するだけでなく、自動で分析を行い、顧客が何に満足していて、何に不満を持っているのかをアウトプットするクラウドサービスです。また、私たちはクラウド上のデータをもとにコンサルティングまで提供しています。ここ2、3年で日本でもNPSを導入する企業が増えてきましたが、まだまだ新しいマーケットです。

2. 田邊さんがCTOになった経緯を教えてください。

実はwizpraと出会った当時はNPSすら知らなかったです(笑) これからマーケットを作っていく部分に面白さを感じたのと、開発組織やプロセスをほぼゼロから作れる点に魅力を感じて関わることを決めました。

また、「すべての人がイキイキと働ける世の中を創る」という会社のビジョンにも惹かれたことが大きかったですね。経営陣の人柄が素晴らしくて、熱意ある方々が多い、エンジニアの意見もきちんと取り入れてくれる、そんな会社です。

技術的には、テキストやデータのマイニング・機械学習・ビッグデータ処理をプロダクトのコア技術としておいていて、そういう部分を深く追求していける部分が、他の会社と比べてもよいと感じました。

wizpra以外でも技術顧問として活躍なされているとのことですが?

そうですね、幾つかの企業で、新規事業部の採用・育成や、技術イベント実施、サービスの設計、開発プロセスの構築などにも関わっています。自分自身のスキルアップのためとか、身につけた経験を他の企業にも還元できるなどの理由はもちろんありますが、将来的に技術投資を行いたい思いがありまして。その際、新しく何かプロダクトを作りたいと思ったエンジニアのために、最適な開発フローや考えているプロダクトにフィットしたアーキテクチャなどの知識を還元する仕組みを作るために技術顧問をやっています。

3. 開発環境の変遷など教えて下さい。

まだ入社して4ヶ月ですが、その間に4人ほど開発メンバーが加わりました。最初は何と言っても採用を頑張りましたね。直接会いに行ったり、勉強会に参加したりして、ビジョンに共感してくれる人やサービスに興味を持ってくれる人を集めました。同時に、開発プロセスも整備していきました。今はGithub、chatwork、trello、esa.ioなどを利用して開発を行っています。

今は自分がタスクの割り振りを行っているのですが、細かいものはエンジニアに直接営業の方と話してやってもらうのもあります。いちいち私が入っていくとスピードが落ちるので。新しいマーケットながら日々拡大していっているので、スピードを重視して開発しています。

今後はどのようなチームにしていきたいですか?

まずは今コンサルティングとして行っている内容をシステムに落とし込んでいきたいですね。例えばシステムでは分析しきれない箇所に関しては、データを一度取り出して、その後解析をしていますが、その部分をすべてシステム上でできるようにしたいです。まだまだ開発の環境を作っていく過程にあるので、今のフェーズから関わっていきたいという方にぜひお越しいただきたいです。

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