2016.03.26

ユニファ株式会社CTO赤沼様インタビュー

1. なぜるくみーというサービスを開発されたのでしょうか?

もともとは、家族のコミュニケーションを促進するサービスを提供できれば助かる人が多いのではないか、と思って始めた事業です。代表の土岐自身がコンサル出身で激務の中、家族との時間を取れず、うまくいかなかった時期があったことがきっかけです。

るくみーは写真サービスで、保育園・幼稚園・習い事先で、例えば保育士の方にお子さんの日常的な写真を撮ってもらって、保護者の方に買ってもらうというサービスです。できるだけ早く、その日の夜には写真を見ることができれば、夕食時などで子供と話す一つのきっかけになります。単身赴任先のお父さんや、おじいちゃんおばあちゃんにも共有できるとそれでコミュニケーションの幅も広がります。ただ、写真販売サービスにこだわる必要はなくて、家族間の直接的なコミュニケーションを提供していくサービスを展開していきたいですね。

2. 赤沼様がCTOになられた経緯を教えてください。

前職はソーシャルゲームのサーバサイドのエンジニアでした。技術的にはチャレンジングだったのですけれども、もっと内容に興味を持てるサービスに携わりたいという思いが生まれてきまして。転職を考えていた頃に知ったのがユニファでした。

当時ユニファには正社員のエンジニアがいなかったのですが、サービスを拡大していく中で、将来的にマネジメントのできる立場の人を探していて、裁量の大きい仕事ができることに期待して入りました。自分にも子供がいて、共感できたのも大きいですね。

3. 開発体制の変遷をお聞かせください。

入社当時は東京オフィスが立ち上がったばかりで、メンバーも私と営業の2人みたいな感じだったので、家で開発を行っていました。まず 取りかかったのがツールの整備です。当時はメンバー間のやり取りがほとんどメールだったので、SlackやConfluence、JIRA等を導入しました。まずはエンジニアから、そしてビジネスサイドにも浸透させていきました。

去年の春以降からエンジニアが増えてきて、今は開発部全体で13人います。自分自身の業務に、チームの体制作りや、各メンバーの業務のマネジメントが追加されてきたので、自分でコードを積極的に書くよりもチームに振っていった方がチームとしてはよくなっていくなと思い、それからは積極的にメンバーに仕事をふっていくようにしています。リリース周期は去年の秋くらいまでは不定期だったのですが、同時に走る案件が増えてきたこともあり、今は1週間ごとの定期リリースを行うようにしていて、なんとかやっていけるようになっています。

今後チームをどうしていきたいですか?

将来的には、エンジニアも増員していくつもりなので、コミュニケーションコストが増えたり、メンバー間のコミュニケーションが疎遠になっていったりすると思うので、そのあたりの対処をしていきたいと思っています。

それと、今は目の前のタスクが多く、事業に直結する業務しかできていないのですが、やはりエンジニアですから、技術的な研究含め、エンジニアそれぞれのスキルを高めるような投資的なこともやっていかなきゃいけないなと感じています。

そういったスキルを高めるといった意味でも、チームメンバーとして、今は一人でも一通り開発できるメンバーを集めていますが、今後は画像処理とか、何かの領域に尖った方に入ってきていただければと考えています。

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