2025.12.02

テックダイレクトで事業成長を実現「アクティブワーカー」の獲得ノウハウとは?

テックダイレクトで事業成長を実現「アクティブワーカー」の獲得ノウハウとは?

フリーランスエンジニアのマッチング事業を展開する株式会社ビズリンクのフリーランス事業本部では即戦力となるハイレベルなフリーランスの安定確保が課題でした。なぜ同社は「テックダイレクト」で成果を出せたのか?本記事では、実務経験豊富なワーカーを獲得できた理由、そしてワーカーと継続的な関係を構築するための運用術を高宮さんと髙橋さんから詳しく伺いました。

テックダイレクト運用の成果(2025年4月~9月)
案件掲載からの応募 549件
スカウト数 165件
スカウト返信数 66件
スカウト返信率 40%
採用数 13名

導入のきっかけは費用対効果と即戦力ワーカーへの期待

Q: 本日はありがとうございます。まず、テックダイレクトを導入されたきっかけについてお聞かせください。
A: テックダイレクトは、約2年前に他社さんからのご紹介で利用を開始しました。当時、事業拡大に伴いフリーランスの即戦力人材を求めていたのですが、「テックダイレクトは、特に即戦力となる人材の流入が多い媒体だ」という評判を聞いて、弊社での運用を決めました。

Q: 導入前に他のサービスも利用されていたと伺っていますが、テックダイレクトに切り替えたのはなぜでしょうか?
A: はい。以前利用していたサービスは、残念ながら契約を終了しました。主な理由は、相対的な効果が見られなかったことです。具体的には、流入費用が高いにもかかわらず、営業に繋がる人材の流入が少なかったため、費用対効果が悪かったんです。

人材の質とアクティブなユーザーの可視化が評価のポイント

Q: 実際にテックダイレクトを運用されてみて、獲得できる人材の特徴についてはいかがでしょうか?
A: スキルレベルが高いという印象を強く持っています。エンジニアはもちろん、PMやPMO、デザイナーなど、実務経験3年以上の即戦力となるフリーランスが多いですね。
副業規模のワーカーさんも多く流入しています。特徴的なのは、副業から長期的な週5日稼働に移行するケースや、副業案件でスムーズに決定に至るケースがあることです。副業でも決定が生まれるということは、それだけスキルの強い人材が揃っている証拠だと評価しています。

Q: ありがとうございます。プロダクトの機能面で、特に成果に繋がっていると感じる点はありますか?
A: 最も有効性を感じているのは、「ログイン順に表示できる機能」です。他の媒体だと、ワーカーが現在案件を探しているアクティブユーザーなのかどうかが見えにくいことが多いのですが、テックダイレクトでは直近でログインしているワーカーにアプローチできるため、アプローチの無駄が少なく、効率的に運用できています。
また、スカウト機能も非常に重要だと感じています。企業側から直接ワーカーに連絡を取れることで、案件にマッチした人材をピンポイントで獲得でき、結果として流入の質自体が向上しました。これは社内でも高く評価されています。

あとは、「気になる」ボタンがある点も非常に助かっています。スカウトを送った際に「気になる」を押してくれるワーカーや、そのまま応募に至るワーカーがいるため、応募までには至らないけれど興味を持っているワーカーとの接点も作れるんです。これにより、関係構築に繋がりやすいと感じています。

継続的な採用成功の秘訣は密なコミュニケーション

Q: テックダイレクトを効果的に活用するために、貴社で工夫されている運用方法やルールがあればお聞かせください。
A: はい。運用面では、案件の掲載をこまめに行うことや、スカウト機能を最大限に活用することを社内ルール化しています。

ただ、最も重要なのは、担当エージェントがワーカーと密に連絡を取り、長期的な関係性を構築することです。テックダイレクトはチャットからコミュニケーションが始まるため、他の媒体と比べてワーカーとの距離感が近く、関係性が構築しやすい点がメリットだと感じています。

Q: ワーカーさんとの具体的なコミュニケーション頻度や情報管理はどのようにされていますか?
A: まず、カウンセリングで経験や希望案件について詳細にヒアリングします。営業中のワーカーへはほぼ毎日連絡を取っています。積極的に案件を探していないワーカーに対しても、契約期間や更新頻度を確認し、次回の連絡時期をデータベースに記録してリマインドを行い、綿密なコミュニケーションを維持しています。

Q: そういった密なやり取りが、貴社のSESエージェントとしての強みに繋がっているのですね。
A: おっしゃる通りです。担当エージェントが密なやり取りを行うことで、ワーカーの希望に合った案件に的確にアサインできます。また、弊社はエンド開拓にも力を入れているため、中間マージンが少なく、高い単価で案件を提供できる点も、ワーカーさんにご評価いただいています。

今後の目標は「未来の働く当たり前を作る」

Q: 最後に、今後の目標についてお聞かせください。
A: 今後の私たちの目標は、「未来の働く当たり前を作る」という会社のビジョンを掲げ、誰もが好きな場所で好きな仕事ができる環境を提供することです。AIの進化に遅れることなく、常に最新の案件を開拓・提供し続けていきたいと考えています。

テックダイレクトは、現在利用している媒体の中で最も成果が出ています。今後もスカウト機能などを活用しながら、継続的に成果を上げていき、テックダイレクトからの流入数をさらに伸ばしていきたいという目標を持っています。

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