2026.06.01
「月10万円」の採用コストは高いのか?成果報酬型と比較して見えたROIを紐解きます

エンジニア採用において、多くの企業が直面するのが「コスト」の考え方です。特にサブスクリプション型のサービスを検討する際、「月10万円」という固定費が、果たして成果に見合うのかという懸念は、商談の場でも頻繁に伺います。
しかし、既存の採用手法である「成果報酬型エージェント」と、テックダイレクトの「直接契約」をデータで比較すると、その判断基準は非常に明確になります。本記事では、フリーランスや正社員のエンジニア採用1名あたりの実測値をもとに、逆算するROI(投資対効果)を紐解いていきます。
1. 比較の起点:エンジニア1名にかける「336万円」というコスト
エンジニア採用の市場水準として、エージェントへの紹介料は理論年収の30%〜35%が一般的です。
例えば、月額報酬80万円(年収換算960万円)の即戦力エンジニアを採用する場合、35%の紹介料を想定すると、企業は1名の採用につき336万円を支払うことになります。特に利益率の管理がシビアなSES事業や受託開発において、この「一括で発生する多額のコスト」は無視できないインパクトを持っています。
2. 実測データが示す「158万円」のコストダウン
対して、テックダイレクトの12ヶ月プラン(月額10万円相当)を導入し、同じ条件のエンジニアを1名採用した際の年間実質コストは以下の通りです。
| 比較項目 | 一般的なエージェント(成果報酬) | テックダイレクト(直接契約) |
|---|---|---|
| 年間の利用コスト | 0円 | 130万円 (利用料10万円×12か月+初期費用10万円) |
| 成約手数料(1名時) | 336万円 (年収35%算出) |
0円 |
| 1名採用にかかる総額 | 336万円 | 130万円 |
| コスト削減効果 | 基準 | 206万円のコストダウン |
商談データに基づくこの比較では、たった1名の採用が成功した時点で、エージェント利用と比較して206万円の利益が手元に残ることが分かります。
「月10万円」という固定費は、エンジニア1名を採用した瞬間に、その数倍以上の価値をリターンとして生み出す「戦略的な選択肢」となります。
3. 「採用人数」が増えるほどROIは飛躍的に高まる
直接契約モデルの大きな特徴は、複数名の採用を計画した際にさらに際立ちます。
エージェント経由では、2名採用すれば672万円、3名なら1,008万円と、コストは採用人数に正比例して増大します。一方で、テックダイレクトは定額制のため、フリーランスを何名採用してもプラットフォーム利用料は変わりません。
実際に、年間で複数名の採用を行う企業からは、「2人目以降の採用コストは実質的に利用料の範囲内に収まり、1人あたりの採用単価が劇的に下がった」という事実が報告されています。
4. 隠れた利益:「正社員化の手数料0円」という事実
コストの考え方は、短期的な契約期間だけでは測れません。
テックダイレクトを通じて業務委託として参画し、現場での相性を見極めた上で正社員へ切り替える際、紹介手数料などの追加費用は一切発生しません。
通常、エージェントを介した契約を直接雇用に切り替えるには、改めて数百万円の紹介料が発生することが一般的です。この追加コストを排除できる点は、採用ミスマッチのリスクを抑えつつ、長期的な組織作りを目指す企業にとって大きなメリットとなります。
結論:投資回収までの「平均1.5か月」というスピード
「いつ成果が出るかわからないものに固定費は払えない」という不安に対し、実績データは「利用開始から平均1.5か月以内」に最初の採用を実現しているという事実を示しています。最短では利用開始から3日で採用に至った事例もあります。
エンジニア1名を採用して206万円のコストを浮かせ、その原資を事業成長やエンジニアの報酬アップに充てる。ROIを逆算すれば、テックダイレクトという仕組みがいかに企業の健全な成長を支えるかが、数字として浮かび上がってきます。





