株式会社シティーデジタル 代表取締役社長CEO 杉野様 インタビュー
株式会社シティーデジタル
ブロックチェーンを活用した、新時代のCtoCアプリサービス「KCKC(キクシー)」を開発。 スニーカー取引コミュニティ「KCKC(キクシー)」は2019年8月に製品版をリリース。KCKCではユーザー間の売買が成立した後、KCKCを経由するスニーカーが全て正規品であることを証明するために、商品だけではなく箱やタグ・紐などの付属品、非破壊方式検査による様々なポイントから鑑定。そこで取得した個体情報をブロックチェーンネットワークに関連付けし、RFIDタグに書き込んで商品に取り付け買い手へ発送。こうして正規品の証明要素に安心感を付与することで、他のサービスでは成し得ないレベルでの透明性ある取引ができるサービスを実現している。 ※タグは現在ハヤト・インフォメーション社と共同で特許出願中。
社名 : 株式会社シティーデジタル
代表取締役社長CEO : 杉野 寛樹
所在地 : 東京都新宿区新宿6-2-4-334
従業員数 :3名
設立 : 2018年
事業 : オークション系ECサービスのiOSアプリ開発
URL : https://corp.sejuku.net/
フルリモートワークを推奨したことで多数の応募!応募から2〜3週間で受け入れ完了!
コデアルを利用したきっかけは、開発メンバーの一人がコデアルのユーザーだったことをきっかけに利用する事になりました。弊社はスタートアップ企業のため、最初から社員を雇うよりもまずは複業をしている方から探す方が良いと考えました。「KCKC(キクシー)」のアプリ開発ではリモートワークを推奨しているため応募者も多数あり、必要な全ての人材をコデアルを通じて受け入れることが出来ました。職種としては、フロントエンドエンジニア、サーバーサイドプログラム開発、デザイナーです。合計6名と業務委託契約を結び、現在は、うち3名を中心に稼働していただいています。いずれも、応募いただいてから2~3週間程度で受け入れまで完了しました。
–問題はなく稼働してもらっている?
複業でリモートワークの場合、強制力がはたらかないため、本業が忙しくなり稼働時間が確保できないという問題はありました。また、弊社の開発業務はフルスクラッチ(完全オーダーメイド)のため、最低月に一度はお互い顔を合わせてのコミュニケーションが出来ないと厳しいと感じました。リモートワークの場合、実際の稼働状況が把握できないことも課題に感じましたね。
–課題解決のために取った策とは?
実際に対面で会える方に絞りました。もちろん毎日会う必要はありませんが、打合せが必要な際に、物理的に会って話ができる方を受け入れることでコミュニケーションも図りやすくなりました。月に1、2回一緒に夕食を食べたり、隔週でテレフォンカンファレンス(電話会議)やビデオ通話を行うようにしました。毎週、確認をするのは先週までの進捗状況と今週の稼働内容、困っていることがないかの確認を行います。また、過去に決まった事や問題が発生したらGitHub上のwikiに全て記載し、誰かに聞かずとも見ればわかるようにしています。というように、いろいろと工夫はしていますが、フルリモートワークは良いところも悪いところもあるなと感じていますね。
CTOとは頻繁に会社で会ってミーティングするようにしていますが、フルリモートワークで稼働していただいている方には僕から会いに行くこともあります。やはり、フルリモートワークをしている方にはそれぞれ理由があって、例えば、お子さんが小さかったり、家が会社から遠く通勤コストがかかる等があります。隔週のテレフォンカンファレンスの際に皆さんの最新状況を把握し稼働時間の調整を図るようにしています。
–フルリモートワークの人を受け入れる際に気をつけていることは?
人柄と技術面を見させてもらっていますが、条件としては、must have(=必須)とnice to have(=あればよい)を明確にしています。must haveの条件が合わなければ面談は行いません。例えば、週3日以上稼働が可能でスキルがあり、人柄もよくコミュニケションも問題ない、というような複合的要素で受け入れを決めています。コデアルのサービス上でも推奨している1カ月お試し期間の運用も行なっています。
コデアルはコストパフォーマンスが高い?
コデアルのサービスを利用するコツは当たり前かもしれませんが、企業側の依頼したい事業内容と解決して欲しい課題を最低限決めることです。これらを決めると探し方や求人の出し方が明確になるからです。求人応募の中から選抜することと、定期的にスカウトをしてみることを続けることですね。それで本当に良さそうな方と巡り会えたら面談をします。数をこなす事で検討人数は勿論ですが、マッチング精度が上がっていくと思います。
実は他の求人サイトで検討した事があるのですが、いくつか試した中でコデアルが一番コストパフォーマンスが高かったですね。
今後もエンジニア起用に向けて、英語を受け入れの要件に!
日本のエンジニア不足で、良い方を受け入れるのがますます難しい状況になると考えています。現時点ではコデアルを通じて人材を募集する際、リモートワーク可を受け入れ要件とし、開発に必要な条件やスキルを明確にしたことで良いエンジニアの方と巡り会えました。最近ではさらなる手立てとして日本語不問、英語コミュニケーションが可能な方を推奨としました。実際にSlack、GitHub上では全て英語でコミュニケーションを図るようにしており、インド人のエンジニアの方に働いていただいていたりします。コデアルを通じて海外のエンジニアの方とメッセージすることもあったので、今後も更に海外エンジニアを受け入れられるようになるとうれしいですね。
弊社の事業では、まだ誰もしていないことにチャレンジしているので、あらゆる手段で人材確保を行っています。例えば海外の大学にあるインターンシップ・プログラムの管轄へ連絡をして直接求人を出し、実際にオックスフォード大学からインターンで働いてもらっている方もいます。開発に関する技術力はもちろんですが、人柄も大切にしたいと思っていますし、自発的に動いてくれる方には、いずれ転職も検討してもらえるように事業が拡大出来たら嬉しいですね。