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社員雇用にむけてコデアルを活用?転職の時間に縛られない新しい採用の考え方へ|セカンドサイト株式会社

セカンドサイト株式会社 深谷様 インタビュー(写真:左、右:役員)

セカンドサイト株式会社(SecondXight, Inc.)

クライアントにとって真に価値のある改革を実現するために最新のアナリティクスを用いたモデル・システムの構築・活用支援に加えて、クライアントの業務を支えるアナリティクスサービスを提供。AI技術として注目を集める「機械学習」の自動化サービス「SkyFox」では、金融系企業の営業社員の入社時情報から数年後の活躍度を予測するモデルを開発するなど、常に新たなシステムや取り組みを生み出している。

社名      : セカンドサイト株式会社(SecondXight, Inc.)
取締役     : 深谷直紀
所在地     : 東京都千代田区外神田3-12-8 住友不動産秋葉原ビル 14F
従業員数 : 15名
設立   : 2016年6月1日
事業   : アナリティクス(データサイエンス×IT)を活用したサービスとソリューションの提供
URL   : https://www.sxi.co.jp/

アジャイル型開発では新しいことの連続!新しい技術やスキルが必要

コデアルを通じて受け入れた業務委託のエンジニアの方には、Webのシステム開発や機械学習の開発を主にすすめていただいています。我々の仕事は、新しいシステムを開発をしているため、どうしても業務を走らせながら進めることになります。そのため、発注時、仕様を整理することに、苦慮することもあります。昔ながらのシステムのように、ウォーターフォール型で設計する場合は、開発の段階で設計書が固まっていることが多いですが、いわゆるアジャイル型開発の場合、設計上でのドキュメントが整理されていないこともあります。そのため、都度、ビデオ通話で対話し、画面を見ながらコミュニケーションの中で、解決するようにしています。

–優秀なプログラマーを見つける「技術の確認」とは?

職務経歴書にある実績の中では、どのようなレベルで業務に関わっていたかわからないことが課題でした。特に優秀なプログラマーの方だと、画面上の動きが全く同じでも裏のコードが見やすく配慮されていたりします。こういったことは、面接では確認できないですが、事前に課題となるプロトタイプを作っておき、コーディングの技術を確認する試験を行うこともあります。

–報酬の決め方や稼働時間については?

フリーランスの方にお願いする場合は、自社からお客様へお出しする単価と同じように難易度にあわせて報酬を決定しています。また、社員化採用を目的にする場合は、社員で働いているエンジニアが、どのくらいの時間でできるかを基準に報酬を決定をします。
本業があって複業で働いている方だと、どうしても時間が限られてしまいますが、稼働時間を増やしてもらうお願いをすることもあります。本業、複業どちらかに偏りすぎてしまうのは本末転倒だと思っているので、いずれの場合も、バランス良く対応できる人にお願いしたいですね。

過去にはコデアルを通じて業務委託契約を結び、その後、社員採用につながった?

コデアルを通じて業務委託契約を結んでいた方から社員採用へとつながった理由は、業務内容や技術的な面での面白さ、AIに関する事業など、新しくチャレンジできる分野として魅力を感じていただけたから。また、業務委託やリモートワークの範疇ではチャレンジできる領域に広がりが出せなかったり、社員になることで自身のスキルや成長につなげたいと言ってきてくださる方が多いかった印象ですね。国内事情もあり、実際にAIに関わる案件でデータ分析の中枢や、技術的にコアな部分を扱うような仕事は、リモートワークや副業ではなかなかチャンスがないとも聞きます。

まずは、試しに働く、そして転職する流れが普及すると良い?

普段の採用活動では、我々なりに考えて工夫し実行していますし、一次面接、二次面接、最終面接と時間をかけ、また、社員との交流会などを設けてコミュニケーションを図ります。そのため、お互い面接のタイミングに都合をつけるのも時間を非常に取られます。新しいシステムの開発をしているからこそなのですが、採用の際には、特に技術面の実力でなく成長性も重視し、くわえて人柄を見させていただいています。ただ、時間を掛けて採用をしても、働き始めてから、仕事内容に対するギャップが生まれることもありましたね。

コデアルのサービスに共感している部分でいうと、企業も働き手も、お互いに時間と労力を最小限にできるところ。ひとまず、面談で最低限の実力や人柄を見させてもらって、まず、働いてもらう。複業で最初は1カ月に20時間からでも課題に対して取り組んでいただく中で、こちらは、実力を見させてもらえます。働き手も本業の合間に、いちいち、会社まで出向いていただく必要もなく、ご自身の実力を自宅で試してもらえるのではないかと思っています。まずは、試しに働く、そして転職するという転職活動が普及すればいいなと感じてます。コデアルの愛宕さんとも話してSlackで確認し、マインドチェンジしました。

–今後も、社員採用にむけてコデアルを活用?

コデアルを通じて人材を受け入れる際には、まずは、一度ビデオ通話で面談をして、よければ課題をお渡しして取り組んでいただく。コミュニケーションは、Slackで都度行うという流れです。課題については、実際の開発に近い内容となっているので、面白いと感じていただけたら、社員へと移ってもらえたらミスマッチも起こりにくく、お互いの時間を必要以上にとることなく、社員採用につながると感じています。ひとつお願いしたいのは、コデアル上で転職を希望されている方が、瞬時にわかるようになると嬉しいですね。また、能力がないからではなく、忙しくて転職活動をできない人が、新しい技術課題にチャレンジしながらスキルも身に着け、ある意味、転職の時間に縛られない新しい仕事の選び方として、普及するきっかけになるといいなと思いますね。

–まさか!未経験でもチャレンジできる?

実際に、技術的な面が未経験ながら、チャレンジしてみたいという方がいたら、勉強をしながら課題をこなせるスキルまで身についた場合には、採用につながる可能性もあります。そして、実際の開発に着手していただくことができます。通常の採用方法であれば、書類選考の段階で不採用になってしまうであろう未経験の方にも、場合によっては、取り組んでいただけるよう間口を広げています。

–どんな人に、転職してきてほしい?

社風としても、新しい技術にチャレンジすることや、自分を成長させたいという前向きな人が基本的には多いですし、そういった人に来ていただきたいですね。ただ、細かい部分で合わないと感じられる場合もあるかもしれませんし、また、新しいチャレンジや成長を求められることに疲れてしまう人もいるかもしれません。1カ月~2カ月と実際に働いてみないとわからない部分もあると思うので、ぜひ、新しい分野で一緒に働いてもらえる仲間に出会いたいですね。特に、AI開発では、経験のある方が圧倒的に少ないため、複業でも、未経験でもチャレンジしてほしいという考えでいます。会社としても常に新しいことにチャレンジしつづける姿勢を貫きたいですし、常にそういった環境を提供できるようにしていきたいと考えています。

 

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