リース株式会社の菅野様インタビュー
リース株式会社
主にフリーランスの方に対して、住宅の入居審査に必要な与信が得られる賃貸向け与信サービス「smeta（スメタ）」を提供。引っ越しの際、ほとんどの人が経験したことのある入居審査。審査の可否は賃貸保証会社が担っていることがほとんどですが、「smeta」は、物件を選びにいく前に賃貸保証会社の審査を終わらせることができるサービス。自分の収入から適正賃料も割り出せ、与信を確認できる。
社名 ： リース株式会社 ( Rease Co., Ltd. )
代表者 ： 代表取締役 中道康徳
担当 ： ビジネスデヴェロップメントチーム リーダー 菅野 流飛
所在地 ： 東京都新宿区西新宿7-9-16 西新宿メトロビル 6F
従業員数： 10名
設立 ： 2018年9月13日
事業 ： 与信サービス「smeta」の開発・運営、AI与信評価エンジン企画・開発、各種コンサルティング
URL ： https://rease.co.jp/
賃貸物件の賃貸向け与信サービス「smeta（スメタ）」は開発期間が約1カ月
実は、「smeta（スメタ）」のリリースまでの開発期間が、約1カ月程度しかなく、突貫工事でした。全体のサービスコンセプトからのUX設計であったり、実際のデザインに落とし込む等の要素を切り捨てて作りました。無事に事業として立ち上がり、2019年4月以降、サービスやデザインを磨いていくために、どういう世界観を出すかや、プロダクトもデザインやUIなど進めている段階で、UXデザインを相談できる方を探していました。
※与信とは「信用を供与すること」を意味。金融機関の融資や融資枠、支払承諾（保証）等の供与や、クレジットカード会社の利用可能枠（ショッピング枠、キャッシング枠）の供与などをいう。
コデアルを利用し、求人募集から2日で数十人が応募。コンサルティングができるエンジニアを採用
ウェブサービスのUXデザインを担える人材が社内におらず、フリーランスの方を募集するためコデアルを利用しました。コデアルで求人を出してから2日で数十人の方からご応募をいただき、今回の期待値に答えていただけそうな方は数人でしたが、2～3週間程度で、ひとりの方との業務委託契約が決まりました。契約締結まで、確認や対応業務を除くと実質3日間程度の肌感で、すごく早く決まった印象でした。なかなか出会えない逸材に出会えて、コデアルやっぱりすごいんだなと感じました。採用にいたった方は、群を抜いた実績をお持ちで、クリエイティビティも高く、面談をして、事業に興味を持っていただいたので、すぐに業務委託契約につながりました。開発やUXの実装だけでなく、コンセプトづくりやPRの観点などで、さまざまに考えられるという点が採用のポイントになりました。ひとまずは、3カ月契約で、よければ半年など期間を延長していきましょうという話で進行中です。
–具体的な依頼内容は？
事業全体のコンセプト設計、マーケティングプロダクトの設計、プロダクトに関してはデザインの具体的なコンサルティングまでお願いをしています。週1回ミーティングに参加してもらい、社内ディレクターとコミュニケーションを図り、伴走してもらえているという状況です。スタートアップの経営判断に近いところの課題に対して、適切に対応してもらえ助かっています。事業やサービス全体を理解した上で、実装できるかどうか等も、適切な切り口でアドバイスをいただいています。今後、実装に至る場合も、対応いただく予定です。
–基本的にはフルリモートでコミュニケーション？報酬は？
業務委託契約後、初回一度だけ、最近ジョインした開発のメンタリングをしてもらっている方や社内メンバーと共にミーティングを行った上で、その後は、フルリモートで。ビジネスチャットの「Slack」と、Facebookの「Messenger」、開発関連のタスク管理には「Backlog」を使用しています。週に1回のミーティングでは、ビデオ通話ツールの「ZOOM」か「appaer.in」を使ってウェブ会議を行いコミュニケーションを図っています。報酬は、コンサルティング契約として月額換算です。依頼内容が主にコンサルティング業務でオーダーが高かった事もあり、お願いしたい内容を共有した上で、どれくらいの報酬で受けられているかをご提示いただき、報酬額を決定しました。
今後は即戦力エンジニアを数名採用する予定。スカウトする可能性もあり
スタートアップの企業だからこそ、ハイスペックな方にフルコミットしてもらいたい気持ちはありますが、今は、業務委託で必要なタイミングに、優秀な人材を採用できることを優先にしています。例えば、ハイスペックな人が5分の1でもコミットしてくれたら、経験値が少ない人の10倍以上の価値があるので、業務委託を依頼することでメリットがあると思います。これから、コデアルで即戦力になるエンジニアのスカウトも進めたいと思います。
–リモートワークや複業を前提に業務委託する際、大事にしていることは？
リモートワークで、複業している方に業務をお願いする際、作業レベルの事だけでは難しいのが正直なところ。プロジェクト全体を把握した上で、依頼者側が、依頼内容をいかにシャープにできるかが大事だと思います。また、途中で内容や方向性の変更があった際に、その課題を一緒に乗り越えられる関係性も必要だと感じています。受け入れる側の当社は、情報を開示し、単純にこの仕事ができるか出来ないかではなく、自社や自社のサービス内容、将来性に対して興味関心をもってもらえているかや、好きと思ってもらえているか等、マインドが一致しているかどうかも大切にしています。個人的には、リアルな場面で信頼関係をつくるようにしています。当社では、社内の従業員、役員あわせて10名全員が不動産業、LIFULL HOME’S、リクルート住まいカンパニーの出身で、業界経験を積んだ人材が立ち上げている組織の盤石さにも魅力を感じてもらえると思っています。
また、フリーランスの方へ向けたイベントも定期的に開催しているので、よいご縁があるとうれしいですね。
＜イベント情報＞
フリーランスの方々に有益な情報を提供する連続イベント
SMETA FREELANCE NIGHT #2 ～フリーランスとベンチャー企業の大交流ナイト！
2019/5/29(水) 19:30 ～ 22:00 ※無料
［主催］リース株式会社
［共催］FreelanceNow・コデアル株式会社
［会場提供］Repro株式会社
※イベント告知URL：https://smeta.connpass.com/event/130604/