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コデアルを通じてワーキングリクルーティング!イタンジ株式会社CTO横澤さんインタビュー

イタンジ株式会社で運営しているサービスについて教えてください。

不動産関連のインターネットサービスを提供しています。代表的なところでは、BtoC向けの無店舗型インターネット不動産仲介サービスである「ノマド」、BtoB向けの不動産仲介会社向けの営業支援クラウドサービスである「ノマドクラウド」、不動産管理会社向けの業務支援クラウドサービスである「ぶっかくん」等を運営しています。

ご紹介いただいたサービスにおいて、どのような技術を使われていますか?

サーバーサイドではRuby on Rails を使用しています。4系をメインで使っていて、現在5系に少しずつ切り替えているところです。一部、機械学習基盤でPythonを使用しています。ただ、サーバーサイドについては、API等の機能について、今後golangのような並列処理に強い言語に置き換えていくこと検討してます。
フロントエンドはほぼRailsの標準構成でHamlとCoffeeScriptを使用しているのですが、一部でReact Railsを導入しています。
インフラはAWSをメインに使っていて、ログの集計等を行う部分でGCPのBigQueryを利用しています。物価くんといいう物件確認の自動応答システム等では企業様の営業活動のインフラ的な役割を担っており、落とすと即クレームにつながることもあって、前年の後半からDevOpsやCIにも力を入れ、SLAが向上してきたところです。統合監視ツールやその通知にはOpsGenieやPrometheusを利用しており、通知が飛んでから最初の担当が対応できなければ次の担当が対応する、といったエスカレーション方式でサービスが落ちた場合でもすぐ対応できるように運営しています。
開発メンバーは現在7人で、業務委託の方は2名います。そのうちの1名がコデアル経由できて頂いている方になります。

コデアル経由で採用した方の仕事内容と報酬について教えてください。

コデアル経由できて頂いているMさんにはインフラを担当して頂いています。経歴として情報工学等について深い知識をお持ちで、本業でもハイトラフィックなシステムをご担当していることもあり、特に新しいツールの導入や、難しめなアーキテクチャを組むときの壁打ち役をやって頂くことが多く、技術顧問的な役割を担って頂いています。OpsGenieやPrometheusの導入はMさんの提案ですね。

壁打ち役だけでなく、実際に手を動かして頂いてもいるため、実働は40時間ほど、時給は2500円をお支払いさせて頂いています。

コデアル経由で採用した方への仕事の依頼の仕方について教えて下さい。

コミュニケーションは全てSlackで行っています。Mさんは本業があるため19時~22時あたりまでやりとりをすることが多いですね。今週の土曜日はフルコミットします、といった連絡がよく来るので、その場合は私もレスポンスをなるべく返せるよう備えておきます。
管理ツールはAsanaを利用しています。Asanaには、ビジネスメンバーからの、こういった機能を作って欲しいといった要件を上げておき、エンジニアがそれを確認して作業を進めていく形です。まだメンバーがリマインダー機能を使いこなせていなかったりと課題もあり、特にプルリクと連動させたいため、そういったものそのうち作りたいと思っています。
Mさんは特にテキストメッセージ能力の高い方で、私自身もそういったものの書き方にこだわりが強い方ではあるので、そういった背景もあってか、ビデオメッセージも使用したことがなく、実際にお会いしたのは最初の面談での1回だけで、その後は全てSlack上でのやり取りだけで済んでいます。
定例や月例でMTGを行っていますが、そのあたりの情報共有はesaを使用しています。以前はQiitaTeamを使用していましたが、タグの作成は個人差があり、検索が厳しいのでesaに切り替えました。

リモートワークの方を含めてビジネスを回していくには、やはりこういったツールを上手く使ってマネージメントしていかないと厳しいですね。

リモートワークはどのように機能しましたか? また、問題点等があれば教えてください。

インフラをお任せしていて、良くも悪くもドキュメントを薄く進めていたため、サーバーがダウンした際に復帰方法がわからないなどの問題が起こったことがあります。リモートワークであることを考慮し、あまりクリティカルなところはお任せしてなかったので、大きな問題にはならなかったのですが。困った点としてはそれぐらいでしょうか。
反省点として、やはりドキュメントをもう少し整備していくべきだったと考えていて、そこは改善するよう努めています。それ以外、あまり問題点等は思いつかないですね。

ちょっと本題と逸れるかもしれませんが、Mさんには技術顧問みたいなことをやって頂いていますが、彼は本業でも現場で働いていて、弊社でも手を動かす作業をやって頂いています。

一般的な技術顧問って手を動かさないことが多いですよね。私も同じような立場で働いたことがあるのですが、現場で使用される技術というのはものすごい速さで変わるため、実際に手を動かさずに意見だけを述べている、というのはなかなか厳しいと思うんです。

実際に、Mさんのように弊社とは全く異なるステージにいる現場で働いている人の知見は非常に助かります。1000台でトラフィックを捌いている状況で働いている方は、例えばそこに至るまでの100台あたりの過程でこうした問題が起きるから、こういったツールを用意しておくべきだ、みたいな我々がまだ踏んでいない地雷を事前に教えてくれます。

コデアル採用者の良かった点と、改善を望むことがあれば教えて下さい。

良かった点は、先にも述べた通り、ハイスキルな方に来ていただいて満足しています。イタンジのリモートワークへの考え方として、アプリケーションの部分はハイコンテクストになりがちなので、インフラや、今後を見据えたQA的なところをお任せするとワークすると考えているため、そういった人材をもっと今後もコデアルから採用したいです。
また、コデアルさんが提唱されている、面談だけでなく、実際に一定期間働いてみて採用を決める、というワーキング・リクルーティングのような採用フローは弊社でもすでに行っていて、働いてみてから相性を事前に確認できるという点で、とても同意できます。

採用に関しては苦労しているところなので、リモートワークを活用して、都心にまで来るのが難しい、地方にいる良いエンジニアさんとも一緒に働けるようにしてコデアルさんにはして欲しいと思いますね。

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