SES企業必見！フリーランスエンジニア採用戦略

毎月安定して採用を成功させている株式会社ACWEBの代表取締役・木村さん。今回は、SES事業者としてフリーランスエンジニアにどのような思いでお仕事を届けているのか、そしてテックダイレクトを選んだ理由について伺いました。

「エンジニアの報酬改善を実現したい！」その想いが会社設立の原点に。

会社設立の背景を教えてください。

きっかけは、あるクライアントのひと言
以前、IT業界でアウトソーシング事業に携わっていたときのことです。ある大手クライアントにエンジニアを紹介した際、こんな言葉をいただきました。

「◯◯さん、すごく優秀で助かってるよ。でも、毎日お昼にカップ麺とおにぎりしか食べてないみたいだけど、報酬ちゃんと届いてるの？」

そのとき、ハッとしました。クライアントからの売上は理想的な金額をいただいている。けれど、その先のエンジニアには、十分な報酬が行き渡っていなかったんです。この現実を知ったときは、まるで雷に打たれたような感覚でした。

エンジニアに「正当な報酬」を届けるために
それ以来、「どうすればエンジニアやクリエイターにもっと報酬を届けられるのか」を考えるようになりました。そして、その答えとして設立したのがACWEBです。

ACWEBでは、1人当たりのマージンを月額5万円固定にしています。これにより、クライアントにもエンジニアにも分かりやすく、シンプルで透明性の高い仕組みを作りました。「誰がどれだけ受け取っているのか」がはっきりしているので、お互いに納得感を持って仕事ができるんです。

テックダイレクトのワーカーの特長は、即戦力と高いコミュニケーション能力

テックダイレクトを選んだ理由は何ですか？

営業メンバーが倍増したタイミングで、新たに営業活動を担当できる人材を効率よく見つけられるプラットフォームを探していました。その際、フリーランスの集客施策としてテックダイレクトが非常にマッチしていると感じ、導入を決定しました。

テックダイレクトのワーカーについて、どのような印象をお持ちですか？

即戦力となる方が多く、弊社の案件にもぴったり合っている印象です。コミュニケーション面でも、特に問題のあるワーカーさんはいませんでした。初めての会話でも、質問に対して的確に回答してくださる方が多かったです。

テックダイレクトはダイレクトマッチングのため、エージェントサービスとは異なり、ご自身で営業活動を行う必要があります。そのため、コミュニケーション能力が高い方が多いと感じます。

また、ワーカーさんから積極的にメッセージをいただいたり、PR文を考えていただいたりすることもあり、非常に積極的な姿勢が印象的です。

テックダイレクトを導入した結果、業務にどのような変化がありましたか？

営業できるワーカーの人数が増加し、毎月2〜4名をコンスタントに採用できています。

導入前は営業できるワーカーが月に約24名でしたが、現在では月に約50名を獲得できるようになっています。この数字は他の媒体も含めたものですが、今後は月70名の獲得を目指しており、テックダイレクトは大いに貢献しています。

他の採用手法（広告媒体/人材紹介）と比較して効果や利便性はいかがでしたか？

SES業界の声を聞くと月間何百万、年間何千万という広告費をかけて結果を出すのは、我々の事業においてはなかなか難しい印象を受けています。一方で、テックダイレクトでは、無理のない費用感で、弊社の価値（マージン5万円固定）を最大限に伝えられていると感じています。

ACWEB社（案件）の強みを教えてください

強みは2つあります。
1点目は「エンドクライアントとの直契約案件が豊富」。現在280社ほどのクライアントと連携している点です。クライアントと直接やり取りをすることで、同じスキルのエンジニアでもマージンを20〜30万円抑え、その分エンジニアに多くの報酬が支払われます。
また、エンドクライアントが支払う金額とエンジニアの報酬差が少ないため、両者の期待値にギャップが生まれにくく、ミスマッチが減ります。例えば、100万円の案件であれば95万円をエンジニアに支払い、責任感を持って仕事に取り組んでもらうことで、クライアントとエンジニアの認識が一致しやすくなります。

2点目は、営業メンバーの「スキルに対する理解の深さ」です。クライアントのニーズを伺う際に、必要なスキルもあらかじめヒアリングし、案件の詳細をしっかり作成します。エンジニアの経歴が薄い場合でも、関連するスキルを見つけ出し、経歴書に反映させることができます。結果的に本人が思っていたよりも高い報酬の案件を提案することができます。

ACWEB様の今後の展望を教えてください

ACWEBは、年間700人の稼働を目指しています。この目標を達成し、安定した稼働体制を確立できれば、年商50億円に到達する見込みです。今後は、多くのワーカーの皆様を支援しながら、事業の拡大を進めていきたいと考えています。