こんにちは。コデアルCTOの川原です。前回の2017年6月13日リリースノートからの差分をお知らせします。
スカウトがオファーという仕組みに変更されました
6月にリリースされた「スカウト」を画面上で受け取れる仕組みですが、今回の修正で求人案件ベースで紹介を受ける「オファー」という仕組みにかわり、よりシンプルになりました。
求人案件ベースとなった他にある大きな変更点としては、採用担当者様からオファーを受けた時点ではメッセージが送信されないという点になります。シンプルにオファーを受けた求人案件自体に興味があるか・ないかに従ってメッセージを送信するか、辞退すればよいということになります。メッセージを送信した時点で互いにメッセージのやりとりが可能になるという点は従来のスカウト機能と大差はありません。
最低希望時給額の提示ができるようになりました
ポートフォリオから、最低希望時給額の提示が可能になりました。
この変更により、ポートフォリオ提示時点でこの情報が出るため、採用担当者様とのミスマッチを防ぐことに使えます。自分の希望しない単価の求人案件のオファーが来てしまうという場合はぜひ入力してみてください。
各種フレームワークのバージョンアップを行いました
また別途、記事を作成する予定ですが、コデアルで利用している各種フレームワークがバージョンアップされました。
- Rails4.2 → Rails5.1
- angular1.5 → angular1.6
- Angular Material 0.9 → Angualr Material 1.1
また、Frontend に関しては、js bundle の作成のためにSprockets ではなく WebPack を使う仕組みに変更になりました。
その他細かい修正
- モバイルでメッセージを送信する際に、テキストエリアに文章を打ちやすくスタイルの修正を行いました。
- その他、文言修正・バグ退治など
今後の開発予定
今後の求職者様向けの開発予定は以下のようになっております!
- メッセージまわりの改良
- メールでのメッセージ返答の機能性の向上
- NG企業機能 (スカウトを受けたくない企業、検索結果に並んでほしくない企業が除外されるようになります。)
コデアル開発コラム
昨日、株式会社DMM.comラボ様が主催しているDMM Meetup 『DMMにおけるサーバーレス構築の今と未来』に参加してきました。テーマはタイトルの通り「サーバレス構築」についてでした。DMM.comラボで1年前に構築したプロダクトと、現在構築したプロダクトの構成などを垣間見ることができてとても勉強になりました。(そしてビール?ありがとうございます。)
まだPreview ですが、AWS Lambda@Edge は、コデアルでも一部使えそうな部分があるなということで学びがありました。 CloudFront / S3 だけでは、User-Agent でのコンテンツ分離ができない、URL書き換えができないという問題がありましたが、このプロダクトを利用することで対処可能だそう。1年前のプロダクトの構成では、これができなかったため結局手前に EC2 上で動くNginx を置いていたそうでした。
しかし、Lambda Function は USでアップロードして、各リージョンにレプリケーションされて、各リージョンのEdgeで実行されるという仕組みなので、Lambda Function のログをどうにかしたい場合などは、地味に面倒くさいのではないかとも感じました。そこは、現行度外視だそうです。
コデアルで主催している読書会、「Designing Data-Intensive Applications 読書会 (5)」絶賛参加者募集中です。次回は、8月12日(土) 14:00 〜です。