こんにちは。コデアルCTOの川原です。前回の2017年5月19日リリースノートからの差分をお知らせします。
不採用・辞退の状態になっていてもメッセージのやりとりができるようになりました
今までは、辞退・不採用後に関してはメッセージのやりとりが出来ないように凍結される仕組みとなっていました。
その為、不採用や辞退理由について適切にコミュニケーションを取る手段が、コデアルスタッフ経由での通知となっていました。
今回の変更で、不採用・辞退後であってもメッセージのやりとりが可能になりました。
コデアルでやりとりされているメッセージに関しては、トラブル防止のため適宜チェックを行っていますが
この変更により採用担当者様から不適切なメッセージが届く場合は、右下のチャットボックス (コデアルのロゴ) からご報告ください。
メッセージのステータスの状況ごとにメッセージをフィルタできるようになりました
メッセージ画面で各メッセージスレッドのステータス別に、メッセージをフィルタできるようになりました。
- 要対応 (デフォルト, 現在進行中の応募のみが表示されます)
- スカウト
- 採用
- 全て表示
スカウトメッセージを直接受け取れるようになりました
採用担当者様からのスカウトメッセージが直接、求職者の皆様に届くようになりました。
スカウトメッセージを引き受ける場合は、返事を行うことで案件への応募と同じように話を進めることができます。
また、スカウトは「辞退」することができます。
* 辞退した場合は、当該企業への応募はできなくなります。また、追加で当該企業からのスカウトは届くことがなくなります。
NOTE: スカウトメッセージを受け取りたくない場合
スカウトメッセージを受け取りたくない場合は、右メニューのアカウント設定より「スカウトを受け取る」のチェックを外してください。
この場合、スカウトメッセージは届かなくなります。
今後の開発予定
今後の求職者向けの開発予定は以下のようになっております!次回は開発基盤の調整もあり、7月中旬〜末のリリースを予定しております。
- 案件検索の改善
- メッセージ回りの改良 (モバイルで使いにくい問題の解消を含む)
- パフォーマンス向上
コデアル開発コラム: 昇竜拳
今のところ、コデアルではキューの仕組みを ActiveJob と delayed_job で実現しています。
メール送信やら、別に後でもよい処理をこちらに逃してAPIを高速にレスポンスしています。この delayed_job というのはとてもシンプルな実装なのですが、ベストとは言えません。
理由としては
- delayed_job はキューにDBを利用している。設定された時間ごとにテーブルにアクセスしては、行ロックして実行して。という感じになっている。こんな仕組みもあってか一定時間にキューできる量、処理できる量はほかの方法に比べて圧倒的に少ない。
- delayed_job 用のサーバを立ち上げる必要がある。非同期処理系はLambda追いやって、サーバレスに行く方法も考えたい。(デフォルトのLambda同時実行数が1,000になったので大分余裕ができましたね!)
というわけで、まだ delayed_job でも余裕で運用はできるものの、将来性を鑑みて移行を考えたい今日この頃なのです。
1つのアイデアは、delayed_job を利用するのをやめて、 「shoryuken を使いAmazon SQSを使うのはいかがだろうか」というものです。名前の由来は、当該リポジトリのREADMEを見ての通りです。
バックエンドにAWSのSQSを使うという方法ですね。
「ただ、変わった名前だなぁ」
そんなことを考え、じゃあ波動拳とか、竜巻旋風脚とかはあるのか。と思って、GitHubからなんとなく調べたら、いろいろありました。