こんにちは。コデアルCTOの川原です。前回の2017年4月4日のリリースノートからの差分情報をお知らせします。
「転職」案件の廃止、および案件タイプの名称変更・分割
「転職」案件を公開している企業様に関しましては事前にメールでご案内をしておりましたが、この度コデアルでは「転職」案件の取扱を廃止しました。理由としては、コデアルのサービスコンセプトである「まずは働いてみる」という点にそぐわない案件であるためです。
最終的に「転職」をする求職者様との繋がりがほしいという場合については、案件情報に「転職希望者を募集する」を設定することができます。この機能は、「副業」「フリーランス」といった働き方を通じて、最終的には転職をしてほしいという場合にオンにすることによって、より最適な求職者様を紹介するために活用しております。
転職希望者を募集するか否かの設定箇所
また、求職者様がより適切に案件を探せるようにするために、「フリーランス」案件を時間別に「フリーランス(週2〜3)」と「フリーランス(週4〜5)」に分割を行いました。「副業」に関しては、名称変更を行い「副業(週1〜2)」となり、より各案件タイプがどの程度の実働時間を想定するものなのかというのが明確になりました。
案件タイプ変更・分割のイメージ
スカウト先検索画面のアクセス方法の追加、URLの変更
スカウト先検索画面にアクセスには、右メニューから各企業の「スカウト」を選択する導線でした。今回のリリースでは採用担当者様向けの管理画面に統合され、「採用管理」「求人作成」からすぐにアクセスできるようになりました。また、URLも従来のものから変更になりましたのでご注意ください。(しばらくリダイレクトされるようにしております。)
この変更は、近いうちにスカウトメッセージの管理を「採用管理」で行えるようにするための準備になります。
この先のリリース予定
今後の採用担当者向けの開発予定は以下のようになっております!
- スカウトメッセージ管理機能 (採用管理への統合)
コデアル開発コラム: ツール紹介 Asana
コデアルの開発・運用現場ではタスク管理についてBacklogやJIRAではなく、Asanaを使っています。理由としては
- 機能が非常にシンプル
- 逆にいえば、メトリクス管理したりする機能やら、コメント機能は貧弱なので、その辺は、自作のツールなどを使って補助しています。これはまた別の機会に紹介します。
- スマートフォンアプリがあり、スムーズにタスク管理ができる
- 簡単にタスクの優先順位づけができる
幾つか運用ルールは定めています。
- プロジェクト = Slack Channel 主義 (この主義は、esa.io でのトップカテゴリにも適用しています。)
- 作業中はアサイン
- Asana の良いところは1タスクにつき1人しかアサインできないという制約です。この点については、Asana 公式が 『Why one assignee?』という記事を公開しております。要約すると、「最終的に誰が仕事をやるかが決まっていないと、仕事が行われないかもしれない」という点から来ているそうです。そもそも複数人にタスクがアサインされる時点で、タスクが大きいのではないか? というのを考えるべきだとのことです。
- セクション分離
- Asana では、タスクの語尾に : (コロン) を付加することで、セクションを作ることができます。「未整理:」「設計:」などを通して、開発チームでは最終的に各Sprintのセクションにタスクが属するような状態を作成します。開発チーム以外でも、Sprintのように期間を区切ってセクション管理を行っているようです。
- この手法は、Asana 公式マニュアルにある Sprint planning という記事を大いに参考にしています。
Asana は15人以下の小さいチームであれば、無料で使うことが出来ます。有料版はちょっとお高く、$6.25/person/mo です。年払いだとすると、15人で、$1,125を払う必要がありますね。依存管理機能などが追加され、ななかな強力な機能が得られるのですが、コデアルではまだ人数も少ないのでなんとか無料で使っている状態です。