リモートワークや副業解禁企業が増加する昨今、フリーランス人口は年々増え続けています。
総務省の【統計TodayNo.197】によると、フリーランスで働く人は約209万人。有業者全体の3.1%を占めています。
採用方針として、フリーランスの採用を積極的に検討している企業も多いのではないでしょうか?
ここでは様々なデータを活用しながら、フリーランスとして働く人の属性や就業実態、どのような業種にマッチするのかを解説していきます。
①フリーランスは男性の40代後半〜50代前半が多い
総務省のデータによると、フリーランスに多い属性は下記の通りです。
■フリーランス人口
209万人(有業者の3.1%)
■性別
男性146万人、女性63万人
■年齢層
45~54歳が中心
若者の正社員離れが話題にあがる昨今ですが、実際にフリーランスの形態で働く方の割合としては、40~50代の男性が多いことがわかります。
経験のある即戦力を採用したい企業にとって、フリーランスという形態での採用は有効性が高いと言えそうです。
②フリーランスの就業実態とフリーランスとして就業する理由
総務省のデータによると、フリーランスの就労時間とフリーランスを選んだ理由は以下の通りです。
■就労時間
週35時間以上
■フリーランスを選んだ理由
専門的な技能等を生かすため
正社員が一般的に160時間の労働時間を確保するのに対し、フリーランスの人たちもほとんど変わらぬ就労時間で活躍しており、時間的リソースを確保したうえで就業する方が多いようです。
また、フリーランスになった理由として最も多かったのは、”専門的な技能等を生かせるから”でした。
一方でほぼ同じ割合で“自分の都合のよい時間に働きたいから”という項目もあります。
男女共に、2項目が大きな理由に挙げられました。特に女性の方が“自分の都合のよい時間に働きたいから”という票数が多い結果も。
仕事と家庭の両立を実現しやすく、ワークライフバランスを意識している背景もあるのでしょう。
採用を行う企業としては、「何故フリーランスという形態を選んでいるのか」というところに着目しながら採用活動を行うと、求める人材像にマッチしたフリーランスの採用が望めそうです。
③フリーランスとIT業界
総務省のデータによると、フリーランスの職業分布ランキング1位は「専門的・技術的職業従事者(約34.5%)」となっております。
IT業界は人材不足も顕著で、採用活動に時間がかかっている人事採用担当者様も多いのではないでしょうか?
フリーランスは統計データの通り、40代後半が多く、実績や専門的スキルを身につけたハイクラス人材が多数属しています。
正社員や契約社員などの雇用形態にこだわりすぎず、業務委託のフリーランス採用にも力を入れていきましょう。
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