求人倍率の高い職種では、求職者側に多くの採用アプローチがかかるため、通常の採用活動を行っていてもなかなか振り返ってもらえない可能性があります。
- 面接を実施したが、その後連絡がとれなくなってしまった
- 求職者が希望していた業界であるはずなのに、会社に興味をもってもらえなかった
- 同業他社に人材をとられてしまった
マッチングした人材を確実に採用するためには、採用活動=商談という意識をもち、数ある企業の中から自社を選んでもらう努力をする必要があります。
採用面接を商談に置き換えて、人材確保に繋げるポイントを解説します。
STEP1: 壁取り
まずは、求職者の不安を取り除くためのコミュニケーションを取りましょう。業務の全容が見えていない&情報が不足している状態では、求職者は不安を抱えがちです。
どんなに魅力的な業務内容や待遇でも、会社に対して不信感をもたれてしまうと、その魅力が伝わらない可能性があります。
- 採用担当者自身が”会社の顔”であることを自覚し、雑談などを交えて話易い雰囲気作りを行う
- 会社のストロングポイントなどをアピールし、会社に対しての信頼を獲得する
- 会社の目指している方向などを説明し、”何故あなたが必要なのか”を明確に説明する
特にフリーランスや副業人材の場合、仕事内容と自分の希望条件がマッチしているのか?働く環境はどうなのか?など、金銭面よりも働き方を重点に置く人もいます。
不安要素や懸念点を払拭できるよう、情報開示をしましょう。
STEP2:興味付け
STEP1にて求職者との信頼関係が築けたら、業務内容や条件等の会社のもつ魅力を伝えることができます。
STEP2ではより具体的な内容を踏まえて、求職者へのヒアリングやアプローチを行いましょう。
- 何故求職者は転職を希望しているのか、現職での不満をヒアリングする
- その不満を自社ではどのように解消できるのかを伝える
- 自社にとって求職者がどれほど価値があるのかを伝える
転職を希望する方は必ず何らかの不満を現職にもっています。それがなんなのかを明確にし、不満を解消してあげられるかを伝えることで、転職候補先としての魅力が伝わるはずです。
STEP3:テストクロージング
STEP2の興味付けで求職者の心をグリップしたあと、意向確認で次のステップへ進みましょう。
”転職”とは人生において大きな転機です。どのような条件が揃えば自社に入社してもらえるのか、求職者の意思決定に足りていないピースをヒアリングし、求職者の背中を押してあげる努力をしましょう
- 条件面で気になることがあるか
- 稼働時間や働き方など交渉したいことはあるか
- 業務内容に関して不安に感じていることはないか
柔らかくカジュアルに質問して、求職者の本音を引き出しましょう。
また、クロージングの段階で次の選考に進む際のフローを伝えて、より明確にイメージしてもらう工夫をします。“自分を必要として、意見を尊重してくれる”“自分のスキルや市場価値を高められる”と感じてもらい、採用確度を高めましょう。
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